1月31日に元卓球選手の福原愛(33)が中国のSNS・Weiboで中国の春節(旧正月)を祝う動画を投稿した。その動画の中で福原は
「皆さま、あけましておめでとうございます。2022年の新しい1年で、皆さまが健康に過ごし、万事順調で願いが叶いますように。皆さま一緒にがんばりましょう!」
と中国語で年始の挨拶をした。また、上海のメディア『看看新聞KNEWS』の単独インタビューでは、
「あけましておめでとうございます。新しい1年の中で、皆さまが健康で毎日が楽しくありますように」
とお祝いの挨拶。インタビューの中で北京オリンピックの選手らに向けてエールを送った。
1月31日、春節の大晦日のため東京タワーの「チャイナレッド」ライトアップが行われた際、福原はヘリコプターに乗り、東京の上空から東京タワーの様子を実況した。
「皆さま、春節おめでとうございます。福原愛です」
と日本語で言った後に、中国語でも同様に挨拶し、そのまま中国語を話し続けた。
「今、私は東京の上空から皆さまに新年の挨拶をしています。コロナウイルスの一刻も早い収束を願い、収束後には必ず中国に帰って皆さまと一緒に春節を過ごします」
東京タワーが点灯すると、タワー中腹に「未来」の2文字が現れた。
「この2文字は人々を希望に満ちた気持ちにさせる」
と福原はとても感動している様子を見せた。
実は中国のニュースサイト『騰訊新聞』では、今回の福原のWeiboの動画の話し方が《いつもの東北訛りではなく、中国の男性に人気のある林志玲(リン・チーリン)に似ている》とも伝えられていた。
そんな一連の福原の“中国傾倒”の行動に対し日本のTwitterでは、
《愛さん…残念です。》
《あ〜あ愛ちゃん、台湾人の元旦那様と離婚してからめっきり中国贔屓ですよね。大丈夫かな。春節の中継をするなんて、もう取り込まれちゃってそう》
といった失望の声も上がっている。
今年1月27日に、卓球の国際大会を運営する「ワールドテーブルテニス(WTT)ジャパン」のゼネラルマネージャーに就任した福原。彼女の日本国内でのSNS(Instagram&Twitter)の更新は昨年2月で途絶えているが、中国向けのSNS(Weibo、Tiktok)では自身の活動報告を定期的に更新している。今後の彼女の活躍の場として、日本はもう念頭にないのだろうかーー。