2月14日をもって芸能事務所「ユマニテ」との専属契約を解消した東出昌大(34)。15日、同事務所の畠中鈴子社長はコメントを発表したが、感情を露わに綴った内容に波紋が広がっている。
‘20年1月に報じられた唐田えりか(24)との不倫を原因として、同年8月に杏(35)との離婚を発表した東出。
不倫が報じられた当時、同事務所は「東出が夫として、父としてもう一度家族を再生するために自らの生き方、姿勢を含めてその証を示してゆくしかないと思います。弊社としてはその道程を厳しく見守ってゆく所存です」とコメントしていた。その言葉通り、東出は同事務所のサポートを受けながら再スタートを歩んでいたはずだった。
「不倫に伴う約3億円ものCM違約金を事務所は肩代わりし、東出さんが再び俳優として活躍できるようサポートしてきたのです。杏さんと夫婦関係を解消した後も、事務所は東出さんを見限ることはしませんでした。
昨年10月には主演映画も公開され、粛々と俳優業に打ち込んでいるかと思われました。しかしその直後に20代女性との熱愛が報じられ、ロケ先である広島の宿泊施設にまで交際相手を呼び寄せていたことが判明。今回の退所は、そのことが引き金になったようです」(芸能関係者)
実際、畠中社長は今回発表したコメントの中で、《昨年秋、東出の配慮に欠ける行動で その再生への道は頓挫いたしました》とキッパリ綴っている。
さらに続く文章では、《私たちが感じたものは 怒りというよりも、徒労感と虚しさでした。そして熟慮の末に、これ以上 共に歩くことは できないという結論に達しました》とその心境を記している。
「徒労感と虚しさ」「共に歩くことはできない」ーー。この異例とも言える“追放宣告”は、今後の東出の俳優活動に影響を及ぼす可能性もあるという。
「奇しくも東出さんの契約解消が発表された日は、アンジャッシュ・渡部建さん(49)が活動再開した日でもありました。内容は異なれども同じ不倫騒動で世間からバッシングを受けましたが、渡部さんは長年所属してきた事務所から見放されずに済んだため、各方面の支援を受けて復帰することができました。
東出さんもユマニテでの所属期間は10年と長い。そんな間柄の芸能事務所がここまで痛烈なコメントを出すといったことは、滅多にありません。ユマニテのような大手事務所に公然と素行を見限られたとなれば、業界内では“腫れ物扱い”となる可能性があります。東出さんが今後、他事務所へ所属することは限りなく難しくなるでしょう」(プロダクション関係者)
“再就職”の可能性も危ぶまれる東出。一方で、同じ日にテレビ復帰をして“復職”した渡部。2人の再出発の行方はーー。