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朝方の冷え込みのなか、グレーのマフラーに顔を埋めながらポケットに手を入れ、関東近郊にあるアイスリンクの施設内へと入っていく――。

 

2月下旬の早朝5時30分すぎのこと。女性は浅田真央(31)だ。

 

「浅田さんは’17年4月に競技を引退し、プロスケーターに転向。’18年5月から3年間は『浅田真央サンクスツアー』というアイスショーを行っていて、昨年4月に最終公演を迎えました。終了後は、『とうぶんスケート靴を履く生活はしないと思う』などと話していたんですが……」(スポーツ紙記者)

 

そんな浅田が朝も早い時間からなぜリンクに? しかも1日だけでなく連日、リンクに通ってきていた。

 

「サンクスツアーが終わって少しの間はスケートから離れていたようですが、1カ月ほど休んだらやっぱり滑りたくなったようです(笑)。徐々に練習を再開していって、いまは週5日も練習をしているそう。新しいツアーの準備をしているんです」(リンク関係者)

 

2月19日に放送されたドキュメンタリー番組『バース・デイ』(TBS系)では、浅田が密着取材に応じ最新の練習の様子を公開しているのだが、

 

「サンクスツアーをやってるときは、もうこれで最後にするって思ってやってたんですけど、最後でいいのかなっていう気持ちが心のどこかにあって……」

 

と胸の内を明かしている。そして、「引退してからのほうがスケート好きだなって気持ちは強くなりました」と語りつつ、準備中のショーについて、

 

「これが最後になると思ってすべての力を出し尽くしたい」

 

と、今度こそ“最後”と決意しているような発言をしているのだ。

 

「コロナ次第ではありますが、初夏ごろをめどにツアーを開始する予定だそうです。相当な気合の入れようですね。真央ちゃんのスケート人生の総仕上げのようなショーになるんじゃないかな」(前出・リンク関係者)

 

さらに今回は、これまでにしたことのないある“挑戦”をしていることも番組中で明かされた。

 

「ペアの演技に初めて挑んでいるそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 

ペアといえば、北京五輪での“りくりゅう”(三浦璃来・木原龍一組)の活躍が記憶に新しい。

 

「男女で演じるペア演技の見どころは、女性が持ち上げられたり投げられたりする大技や、2人が息をピッタリと合わせて調和させる動き。これらを実現するには、パートナーとの信頼関係が大切です。演技中は距離も近く“恋人同士”のようなテーマのプログラムも多い。だからペアのパートナーから恋人に発展するケースも少なくないんです」(フィギュア関係者)

 

となると、気になるのは浅田の最後のリンクでの“恋人役”に抜擢された男性である。前出の番組ではペアのパートナーの顔や名前は伏せられていたが、本誌は取材を進めるうちに“本命”とも思われるお相手を発見!

 

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