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「3月24日の放送回で松本さんが披露した10分間にも及ぶ長台詞は圧巻でした。演者としてだけではなく監督と話し合いながらカメラワークについて細かく意見したり、共演者にアドバイスをしたり……。現場では『監督が2人いるみたい!』と言われていますよ」(ドラマ関係者)

 

主演ドラマ『となりのチカラ』(テレビ朝日系)の撮影現場で奮闘する松本潤(38)。’23年には大河ドラマ『どうする家康』の主演が控える松本だが、ある“野望”を抱いているという。

 

「実は松本さんは最近になってドラマや、映画、舞台などの監督業に興味を持ち始めたそうなんです。きっかけとなったのは’16年に主演したドラマ『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)。役者としての“撮られかた”について意見を監督に伝え、それを聞き入れてもらえたことが大きかったのだとか。

 

『99.9』は映画化されるほどの人気シリーズとなったので、松本さんも手応えを感じたのではないでしょうか」(前出・ドラマ関係者)

 

盟友・小栗旬(39)からも刺激を受けているようだ。

 

「小栗さんが監督を務めた映画を以前、松本さんは『エンタテインメントとして素晴らしい』と絶賛していました。監督業の責務を小栗さんから学びつつ、裏方の重要さを2人で語り合うこともあると聞いています」(映像制作関係者)

 

’17年に映画『ナラタージュ』でタッグを組んだ行定勲監督も雑誌のインタビューで、

 

《非常にクリエーティブな話をする人》《松本くんは作るのも好きだと思うよ。作ればいいと思う》(『週刊朝日』’17年10月13日号)

 

と語り、松本の裏方としての手腕に期待を寄せていた。

 

そんな監督・松本には“強み”があるようだ。

 

「松本さんはこれまで嵐のライブの演出を手掛けてきました。昨年末の『Johnny’s Festival』でも総合演出を担当。“ジャニフェス”はファンから大好評でした。

 

最近では『役者と演出の両立が楽しくなってきた』とも話していましたね」(前出・映像制作関係者)

 

そんな松本は、どんな監督作を構想しているのだろうかーー。

 

「これまで松本さんは20年以上に及び国民的アイドルとして、多くの人に感動を届けてきました。『嵐での経験を生かして、家族で見に来られるような老若男女が楽しめる作品を作りたい』と考えているそうです。

 

’20年にテレビ番組でおすすめの映画を聞かれた松本さんは、ディズニー映画『リメンバー・ミー』をあげていましたしね。監督業を本格的に始めるとしたら、ジャニーズ初となるでしょう」(前出・映像制作関係者)

 

松本の“挑むチカラ”はさらに増しているようだーー。

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