《報道について、事務所と協議していたことでご報告が遅くなり、女性の方々はもとより、関係者の皆様に多くのご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます》
こう綴ったのは、木下ほうか(58)。3月24日発売の「週刊文春」で、過去に木下から性行為を強要されたとして女優2名の告発が報じられた。それ以降、沈黙を貫いてきた木下だが、28日にTwitter上で謝罪文を発表した。
同日、木下の所属事務所「カクタス」も声明を発表し、木下とのマネジメント契約を解消したことを報告。さらに木下が出演予定だった4月5日スタートの新ドラマ『正直不動産』(NHK)についても、《今回の事態を重く受け止め降板のお願いを申し入れさせて頂きました》と伝えている。
「NHKは、木下さんが出演しない内容で放送するとコメントしています。ですが、放送まで残すところわずか1週間しかありません。スタッフたちは木下さんの出演シーンをカットし、再編集に追われるなどバタバタのようです」(スポーツ紙記者)
事務所と同じタイミングで謝罪文を発表した木下。冒頭の挨拶に続けて、「週刊文春」で報じられた内容について次のように説明した。
《一部事実と異なる点や10年程度前のことで記憶にないこともございますが、概ね間違っておりません》
続けて、《女性から明確に拒否されているにも関わらず関係を持ったことや、薬物を用いて関係を持った記憶はございません》と記した。
そして最後は、《今後、皆様の目に触れる芸能活動を続けることはできませんので、芸能活動については全て無期限に休止させていただきます》と締めくくった。
文中では《深くお詫びを申し上げます》と繰り返した木下。だが、報道内容を《概ね間違っておりません》と認めるも、2度にわたって“記憶にない”と説明した。この謝罪文を「あいまい」と感じた人もいたようで、SNS上では厳しい声が相次いでいる。
《「一部事実と異なる点」とある一方「10年ほど前のことで記憶にないことも」とありますが、記憶にないんだから、事実と異なる点が記憶に残ってるのはおかしくないですか?》
《間違ってはいないが記憶にございませんってなんだこれ》
《こういう「一部事実と異なる」という表現を使って何が正しく何が間違っているのか曖昧にしちゃうの、あまり好きじゃないな》
《「概ね間違っておりません」は、その下の文章と合わない》
さらに木下は謝罪文をTwitter上に掲載したが、それも説得力に欠ける要因となっているようだ。彼の公式アカウントのアイコンは、木下が右手指先を頭頂部に乗せておどけているポーズ。そのため、「誠意が伝わってこない」といった声も上がっている。
《アイコンのせいで煽ってるようにみえるな》
《謝罪コメント出す前に、プロフィール写真を変えないと》
《アイコンがふざけてるから真剣に謝ってるように見えない木下ほうか》
《アイコンふざけてて何にも伝わってこないんだが》
「記憶にない」を繰り返した木下。果たして、真相は明らかになるだろうか。