2月末、深夜に東京に帰ってきたのは2人の俳優だった。黒いキャップを被った吉沢亮(28)と真っ赤なジャケットを着た北村匠海(24)。
このころ舞台『マーキュリー・ファー』に出演中だった2人は、兵庫県の劇場では2日で計4公演をこなし、その夜に同じ新幹線に乗って帰京。さすがに疲労が顔に浮き出ていた。
ほかの仕事にも携わりながらの全国公演を終えたとき、吉沢はツイッターで完走の達成感をつづっていた。
《舞台マーキュリー・ファー 無事全公演終了しました なんかあんまり言葉で表せない感覚になっていますが、すげー疲れました 「届けたい」という思いだけで開幕したものが「届けなきゃいけない」に変わってしまった》(3月12日付)
共演者が親交のある北村だったのは吉沢にとって心強かったようだ。
「2人は’20年11月公開の映画『さくら』で、兄弟役として共演しています。ロケは山梨で行い、お酒を飲む機会もあったようです。吉沢さんは自分のことを“人見知り”と表現していますが、北村さんとはすぐに仲良くなれたそうです」(映画関係者)
北村はファッション誌での吉沢との対談で、2人の共通点についてこう語っている。
《(2人とも)どちらかというと陰で、酔っぱらうと陽気になる(笑)。本当は家にこもってずっとゲームをしていたいタイプですよね》(『ELLE JAPON』’21年10月号)
「吉沢さんと北村さんは、舞台『マーキュリー・ファー』でも兄弟を演じました。1カ月半の間に、東京のほかにも5つの県で公演しています。かなりのハードスケジュールでしたが、それだけに2人の絆もさらに強まったのではないでしょうか」(前出・映画関係者)
前出のファッション誌の対談では、2人でのアメリカ旅行計画についても盛り上がっていた吉沢と北村。“陰キャ同士”な2人が世界を席巻する日も近い!?