2月配信開始のドラマ『金魚妻』(Netflix)、3月公開の映画『ウェディング・ハイ』で立て続けに主演を務めた篠原涼子(48)。好調の裏で、ある“転機”が訪れていた。
「’09年から13年にわたって続いていた頭痛薬の広告契約がこの春に終了するそうです。やはり離婚が尾を引いているという声もあります……」(テレビ局関係者)
昨年7月、篠原は約16年連れ添った市村正親(73)との離婚を発表。2人の息子の親権は市村が持つことに。
しかし、直後の8月に『週刊文春』が篠原の“不倫疑惑”を報じ、一部で“奔放離婚”と波紋を呼んでいた。
果たして、この離婚劇が契約に影響を与えたのか。篠原の所属事務所に確認すると、次の返答が。
「契約が終了するのは事実です。しかし、離婚が原因ではなく、円満に終了しました。長年のお付き合いに感謝しております」
双方納得した形で終了した契約だが、代償は大きかったようだ。
「10年以上継続して契約が続くことはかなりまれ。篠原さんのCMギャラは1社あたり年間契約で2千万円前後といわれています」(広告代理店関係者)
離婚後もオフの日は2人の息子たちと頻繁に会っていることを明かし、市村をいまだ「主人」と呼んでいるという篠原。“家族”の結束は変わっていないようだが、離婚後の“余波”について前出のテレビ局関係者は言う。
「朝ドラ『おちょやん』など、結婚&出産後は母親役を演じることも多かった篠原さん。しかし、離婚によって、そうした“よき母”をオファーすることがなかなか難しくなっているといいます」
いっぽうで篠原の女優人生の“転換点”にもなっているようだ。
「『金魚妻』では夫のDVに悩み、不倫に走る妻を体当たりで熱演。そうした今までと違う篠原さんの新たな一面を評価する声もあります。実際、離婚後もある作品に重要な役で出演が決まっているそうです」(映画関係者)
最近、篠原はこう語っている。
《この仕事って相手から求められなければ続けていけないじゃないですか。それって大きいと思うんです。期待されて「どうですか?」と言われたら、やっぱり頑張りたいと思うし、諦めたくもないですよね》(「シネマトゥデイ」3月6日配信記事)
女優・篠原が見せる次なる顔は果たして――。