4月中旬、小雨が降る都内の夕方の繁華街。3匹の黒いポーチュギーズ・ウォーター・ドッグのリードを引いた、赤いブルゾン姿のダンディな男性がゆっくり歩道を進んでいた。吉田鋼太郎(63)だ。すぐ隣には、買い物袋を手に、抱っこひもで赤ちゃんを胸元で支える夫人の姿が――。
吉田は’16年に22歳年下の一般女性と4度目の結婚をしている。昨年3月に愛娘の誕生を公表し、「新しい命の誕生に大きな喜びと責任を感じております」とコメントしていた。
冒頭の散歩の途中では、子供をあやす吉田の表情は明らかにデレデレ。テレビで見せるダンディな姿とは違い、柔和なパパの笑顔だった。
4月11日放送の『スッキリ』(日本テレビ系)に出演した吉田は、“いま、ひそかに抱えている野望”についてこう語っていた。
「去年、娘が生まれまして。いろいろこれからのことを考えると、たとえば幼稚園や小学校に入って運動会で一緒に走りたい。ひそかに野望を持っているわけですよね。できればお父さんたちの間で一番になりたい!」
本誌が目撃した散歩は、健康的な体力づくりの一環だろうか。手慣れたリードさばきで3匹の愛犬も連れていたが……。吉田の知人は言う。
「今の愛犬を飼い始めたのは4年半前。実は吉田さんはもともと猫派だったのですが、愛犬家の今の奥さまと結婚して犬を飼い始めたら、すっかり犬派になったそうです(笑)。
ただ、当時住んでいたマンションの管理規約では40センチ以上の犬の飼育が禁じられていたため、転居せざるをえなくなったと聞きました。『敷金、礼金とものすごくお金がかかったよ……』とボヤいていました」
63歳のパパは、娘の育児に連日奮闘しているという。
「仕事の合間を縫って、お風呂に入れたりオムツを取り替えたりと、育児にてんてこまいな日々を送っています。彼には2番目の奥さんとの間にすでに成人した息子さんがいるのですが、愛娘にはもはや“初孫”のような感じで接しているそうです。お世話に苦戦しながらも、かわいくて仕方ないようですね。愛娘の写真を毎日のように撮って、小栗旬さんや藤原竜也さんら親しい俳優仲間たちに送る“親ばか”ぶりだとか。“娘の成人式まではバリバリ働きたい”と意気込んでいるそうです」(前出・吉田の知人)
愛娘の成長が、吉田をさらに若返らせているようだ。