■「僕らは仲良いですよ!」
互いに支え合う2人の歩みを、本誌も見てきた。’17年5月上旬の午後7時、都内にあるマンションの前に止まっていたタクシーに時間差で乗り込んだ松田と秋元。タクシーはとある高級マンションの前で停車し、颯爽とエントランスに入っていく2人をキャッチした。
記者が松田に声をかけると、「今日はここで兄の誕生日会があるので、一緒にお祝いにきたんですよ」と教えてくれた。当時は交際が報じられてから、2年経った頃。記者が「お2人はずっと仲良くお付き合いなさっているんですよね」と尋ねると、松田は「ええ! 僕らは仲良いですよ!」と力強く答えてくれた。
そんなやりとりをそばで聞いていた秋元も、笑顔で記者に「ありがとうございました」と丁寧に頭を下げた。そして2人は、寄り添うように龍平が待つマンションへと入って行ったのだった。
それから1年ほど経った’18年4月25日。この日、入籍を発表した2人は、《私共の両親の様に強さと温かい愛を持った家庭を築いて参りたいと思っております》と連名でコメントを発表した。
2人が結婚式を行ったのは、入籍発表から5カ月ほど経った9月5日。都内の神社で式を挙げ、500人以上を招いた盛大な披露宴を行った。
「九重親方は生前、秋元さんに『必ず結婚式だけはやってくれ』と伝えていたようです。ですが’16年7月に九重親方は亡くなり、愛娘の晴れ姿を見ることは叶いませんでした。松田さんも4歳のときに実父を亡くしています。時期は異なりますが、早くに父を亡くした秋元さんの気持ちが痛いほどわかるはず。だからこそ、お義父さんとの約束を形にしてあげたかったのでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
挙式が行われた当日、本誌は2人の晴れ姿をキャッチ。神社の職員やスーツを着た関係者が境内を見回る物々しい雰囲気のなか、松田と秋元が姿を現した。松田は紋付き袴の凜々しい姿で、隣に立つ秋元は美しい白無垢姿。嬉しそうな笑みを浮かべながらも、少し緊張している様子が印象的だった。