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「休養に入った当時、大きな波紋が広がりました。彼女は複数の主演映画やドラマを抱えていましたから……。活動再開後は、仕事量をセーブしてきましたが、6月にも本格的に女優業を再開する運びになっていると聞いています」(芸能プロ関係者)

 

昨年、適応障害と診断され、3カ月超の休養を余儀なくされた深田恭子(39)。イベントなどではおなじみの明るい笑顔も見せ、着実に元気な“深キョン”に戻ってきているようだが――。

 

「現在も、ある主演映画の撮影が止まったままなのです」

 

こう明かすのは、ある映画会社関係者だ。

 

「この作品は、正式な製作発表が行われていませんが、もともと今年に公開される予定でした。深田さんが演じるのは団地暮らしの母親で、無理をして娘を名門幼稚園に通わせている、という設定。

 

共演する尾野真千子さん(40)扮するママ友と、ドロドロの愛憎劇を繰り広げる……という内容です。製作陣には、映画賞の受賞経験もある気鋭の監督が加わっています」(前出・映画会社関係者)

 

深田も複数のシーンをすでに撮影していたという。

 

「しかし深田さんの復帰後も、共演者のスケジュール調整が難航し、2021年中の撮影はできなかったのです。2022年に再開する計画でしたが……」(映画ライター)

 

そして年が明けて仕切り直しとなるはずが、深田にとって悲痛な勧告が――。

 

「今年に入り、“現在の彼女の体調では、主演女優として撮影を最後まで終えるのはむずかしいのでは”という声が、映画会社をはじめとする製作側から上がりました。

 

恋人との深夜のケンカや、連日の深酒を報じられたこともあり、精神的に不安定なのではないかと懸念する者もいたのです」(前出・芸能プロ関係者)

 

本誌が深田の所属事務所に“降板勧告”について聞くと、「事実ではございません」と回答する。とはいえ、彼女の心身の状態を心配する声は少なくない――。

 

「事務所と製作側の話し合いが続いていますが、撮影の再開はまだ見通しがつかない状態です」(前出・映画会社関係者)

 

だがこれまで深田は、強い責任感で困難に打ち勝ってきた。

 

《私、物事を途中で投げ出したことがないんです。(中略)毎回不安ながら、とにかくできるだけのことをしてきました》(『婦人公論』2019年7月23日号)

 

時間はかかっても、必ずや元気いっぱいの“深キョン”がスクリーンに帰ってくるはずだ。

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