■活動再開も以前のような勢いは見られず
そんな鈴木が、不倫騒動で負った代償は大きかった。『ULTRAMAN シーズン2』(Netflix)や『東京リベンジャーズ』、『魔王学院の不適合者〜史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う〜』の第2期など、キャスティングされていたアニメ作品を相次いで降板する事態に陥った。
一方で今年3月には所属事務所を通じて活動再開が発表され、徐々に動き出しているようだ。
4月3日には、テレビアニメ『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…X』のスペシャルイベントに登壇した鈴木。また「OLDCODEX」で主題歌を担当した『劇場版 Free!-the Final Stroke-』後編では主要キャラクターを演じており、同月23日に開催された公開記念舞台挨拶にも出席。
さらに5月13日に公開された劇場アニメ『銀河英雄伝説 Die Neue These 激突 第三章』にも、キャストとして名前を連ねている。しかしながら、以前のような勢いは見られないという。
「これらの作品は、不倫騒動前から鈴木さんが携わってきたものです。新たな作品へのキャスティングや他の声優のようにテレビ出演するといった情報は、耳に入ってきていません。今回、音楽ユニットが解散したことでまた1つ、積み上げてきたものを失ったのは事実。以前のような人気を盛り返すのは一段と難しくなってしまったでしょう」(制作会社関係者)
果たして、“茨の道”を切り抜けられる日はやってくるだろうか。