海老蔵 イメージ大暴落で襲名披露の収入3億円が激減危機…松竹は“染五郎シフト”へ
画像を見る 稽古に向かう姿も美しい染五郎

 

■十三代目團十郎襲名披露興行収入は50億円に達すると見込まれていたが…

 

「松竹の幹部は、染五郎さんの色気を絶賛して高く評価しています。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の義高役で、のべ5話しか登場していなかったのに“義高ロス”と騒がれた彼の人気を放っておくわけはありません。今後も主役級に起用する考えだといいます」(前出・梨園関係者)

 

松竹サイドの“義高シフト”はすでに海老蔵の耳に入っていたようだ。後援会関係者は言う。

 

「海老蔵さん本人も、染五郎さんが次世代を担える人気と実力があることは知っています。ただ、市川宗家である自分を差し置いて、歌舞伎座での『信康』初主演“最年少”記録を塗り替えた松竹サイドの意向を正直、面白くは思っていないようです」

 

イラ立ちを見せる海老蔵がさらに焦っているのは、襲名披露の“ご祝儀”が当初の予定より集まらないことだという。

 

「37年前の十二代目團十郎襲名は昭和の歌舞伎界の最大のイベントでした。通常の襲名は1~2カ月なのに対し、異例の3カ月間にわたって行われ、大幹部が2列にならぶ豪華絢爛な口上見たさに観客が連日殺到。総額30億円興行といわれました。そのため、当初は海老蔵人気を当て込み、十三代目團十郎襲名披露興行収入は50億円に達すると見込まれ、うち海老蔵さんの実収入は約3億円といわれていました」(前出・後援会関係者)

 

そんな皮算用のなか、襲ってきたコロナ禍ーー。

 

「協賛スポンサー各社の売り上げが軒並み減少したのです。経営が芳しくなくなれば真っ先に削られるのが広告宣伝費。海老蔵さんは真っ青になったといいます」(前出・後援会関係者)

 

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