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6月7日に最終回を迎えた山下智久(37)主演の連続ドラマ『正直不動産』(NHK)。山下にとってジャニーズ事務所退所後、初の主演ドラマということに加え、多彩な俳優陣やコミカルなストーリーも評判に。最終回放送直後には、SNS上で《続編希望!》《終わらないで~》といった“正直不動産ロス”を訴える人が続出するほどの盛り上がりを見せた。

 

見事、大団円で終わった本作だが、実は放送開始前に“事故物件”になりかけていた。出演を予定していた俳優・木下ほうか(58)に耳を疑う醜聞が報じられたのだ。

 

「3月、『週刊文春』で2人の女優が過去に木下さんから性行為を強要されたと告発。記事の中では、“演技指導”と称して女性を自宅に呼び、性的な行為を強要したことが明らかにされていました」(スポーツ紙記者)

 

3月28日、木下は自身のTwitterで、一部事実と異なる点があるとしながらも《概ね間違っておりません》と認め、《女性の方々はもとより、関係者の皆様に多くのご迷惑をおかけしてしまい、深くお詫び申し上げます》と謝罪。

 

木下の所属事務所も謝罪した上で、木下とのマネジメント契約を解消し、出演予定だった『正直不動産』について降板を申し入れたことを明らかにした。

 

「放送開始直前のスキャンダルと降板申し入れだっただけに、NHKも大慌て。スタッフたちは夜を徹して、木下さんの出演シーンをカットし、再編集に追われていたそうです。

 

不倫ならまだしも、木下さんは性加害を告発されています。名バイプレイヤーとして人気を集めましたが、現在、映画、テレビともに木下さんへのオファーを検討しているところはないといいます。無期限の芸能活動休止としていますが、芸能界復帰は絶望的でしょう」(テレビ局関係者)

 

表舞台への復帰が極めて困難になった木下。さらに、温めていた“渾身の出演作”も絶体絶命の危機に瀕しているという。

 

「実は、木下さんの主演映画を準備しており、今年中の公開に向けて動いていました。性加害が報じられる前に、初号試写も終えていたと聞いています。かねて木下さんは自身の主演映画を熱望しており、今回の映画には自叙伝的な要素も盛り込まれていたといいます。まさに念願叶った夢の映画だったのですが……」(映画関係者)

 

木下は昨年6月Twitterで《いつかバイクものの、ドラマか映画作りたい!!#なんとかして!#なんとかする!!》と投稿していた。

 

これまで、出演者が不祥事を起こした場合、再撮影や編集で出演シーンをカットして公開に踏み切る作品もあったが、当の主演だけにそれも難しいようで。

 

「今年春に複数の女性への性加害が報じられた榊英雄氏(52)が監督した2本の映画は公開中止になっています。

 

木下さんの主演映画も現時点で公開の目途は全くたっていませんし、作品の情報も解禁される前に今回の報道が出ただけにこのままお蔵入りする可能性が高いそうです。“作品に罪はない”という意見もありますが、当の主演にこうした醜聞が報じられてしまっては……」(前出・映画関係者)

 

主演映画の公開について、映画の配給を予定していた会社に何度か問い合わせをしたものの、返答はなかった。

 

自らが起こした過ちの代償はあまりにも大きい――。

出典元:

WEB女性自身

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