「(ニーニーについては)あえてウザい芝居を目指しましたね」
6月10日放送の情報番組『あさイチ』(NHK)で、そう語ったのは竜星涼(29)。朝の連続テレビ小説『ちむどんどん』で、ヒロインの兄・比嘉賢秀を演じている彼は、いまや日本中から注目されている存在だ。
「怪しい投資話に釣られてお金を騙し取られたり、妹の財布からお金を抜いてギャンブルですってしまったり……。ニーニーのトラブルメーカーぶりに、『いいかげんにしろ!』『朝からストレスがたまる!』などと、視聴者たちが悲鳴を上げています。
“朝ドラ史上最悪男”とも評されており、それだけに『あさイチ』で竜星が見せた真面目な受け答えとのギャップに、みんな驚いたようです」(テレビ局関係者)
そんな竜星がインタビューでも「姉さんであり、僕にとっての母でもあるみたいな」と語り、慕っているのが、天海祐希(54)。
「2人の出会いは’13年に放送されたスペシャルドラマ『女信長』での共演で、天海が信長、竜星が森蘭丸を演じました。『座ったり立ち上がったりという所作を、袴が破けるくらい練習をしていて、すごく頑張り屋さんだなと……』、のちに天海は竜星をそう激賞しています。
5年後の’18年、劇団☆新感線の舞台『修羅天魔~髑髏城の七人 Season極』で再共演。竜星は『天海さんが僕の出演を推してくれた』と、感謝していました」(前出・テレビ局関係者)
2人はふだんはLINEではなく、メールでやりとりをしているという。
「天海さんがメール派なのだそうです。彼女も、連続ドラマ『女王の教室』で、生徒に嫌われる女性教師を熱演したことがあります。
彼女は親しい知人には、『視聴者が嫌がるような役こそ、役者としての試金石になる』というようなことを語っているそうですが、そんな檄を、竜星さんにもメールで送っていると聞いています」(芸能プロダクション関係者)
『あさイチ』では、ニーニーが受けている厳しい批判について、「役者冥利に尽きるので」とも語っていた竜星。芸能界の母から受けた恩を“倍にして返す”日も近い!?