現在放送中の土屋太鳳(27)主演のドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)。
庶民的な家庭から大富豪の一族・深山家に嫁いだ主人公・佐都(土屋)が、上流社会のしきたりや人間関係の軋轢に翻弄されながらも、夫・健太(松下洸平)とともに立ち向かっていくストーリー。
本ドラマで、ひときわ存在感を放っているのが佐々木希(34)だ。
佐々木の役どころは健太の学生時代からの友人で、彼の秘書を務める立花泉。だが佐都から健太を略奪しようとエスカレートする行動は、多くの視聴者をクギヅケに。佐々木の鬼気迫る怪演ぶりに、SNSでは次のような反響が上がった。
《佐々木希さん演技上手くなったね…!》
《佐々木希、役とわかってても怖くて震えた 演技うますぎる》
《佐々木希さんってこんなに演技上手かったっけ? 色々私生活もあったらから芸の肥やしになったのか・・・ 凄い演技だった》
あるテレビ誌ライターは言う。
「佐々木さん演じる泉は、健太の元許嫁という設定です。第7話で泉は健太の出張先に現れ、露天風呂で健太と混浴するなど大胆にアプローチ。その後、眠っている健太から唇を奪い、『健ちゃんのことが好き。やり直そうよ』と復縁を迫りました。
さらに第8話では、ウエディングドレス姿で『私は健ちゃんを諦めない。絶対に』と迫る行動に出ます。ですが復縁が叶わないことから、健太と自分の手を手錠でつなぎビルから飛び降りようとしたのです。佐々木さんの狂気ともいえる迫真の演技は、大いにドラマを盛り上げました」
この“無理心中”のシーンについて、ドラマのTwitter公式アカウントは6月10日にリハーサル風景を公開。ビル屋上で本物に似せた柵を使って練習する佐々木と松下の写真を添え、《この後に 高い位置に柵を移動させ 命綱などの安全対策を 万全に行った上で 撮影が行われました》と裏側を紹介した。
「佐々木さんは命綱を使ったり、役名とはいえ夫の渡部建さん(49)と同じ名前をセリフで連呼するなど身体を張った演技が目立ちます。本ドラマの前に出演した『カムカムエヴリバディ』(NHK)でもヒロインの夫・錠一郎との交際が噂される役を演じ、視聴者をハラハラさせました。選り好みせず、どんな役でも挑戦しようと意気込んでいるそうで、最近はますます演技に磨きがかかっているようです」(テレビ局関係者)