20年12月、自宅から車で現れた香川 画像を見る

性加害や暴行疑惑が連日報じられている香川照之(56)。9月1日に金曜MCを務める『THE TIME,』(TBS系)を降板、CM契約していた企業らが続々と契約終了を発表した。そして騒動の余波は最愛の息子・市川團子(18)にも及ぼうとしているーー。

 

8月24日に「デイリー新潮」により、銀座のホステス女性に性加害を加えていたことが報じられた香川。31日には「文春オンライン」が香川の出演したドラマの懇親会での女性スタッフへの暴行疑惑も報じた。

 

21年10月にスタートしたばかりの『THE TIME,』は、1年も経たないうちに降板。オウンドメディア「トヨタイムズ」の編集長として起用されていたトヨタ自動車からもCMの放送見合わせと契約更新しないことが発表された。さらに東洋水産など3社もCM契約終了や出演CMの放送中止を発表。窮地に追い込まれている。

 

映画やドラマで活躍し、役者として確固たる地位を築いた香川。しかし、歌舞伎界での評価は少し違うようだ。

 

「市川中車の名前で歌舞伎役者としても活動する香川さんですが、幼い頃から鍛錬を積んできた他の歌舞伎役者とは異なり香川さんが歌舞伎の世界に飛び込んだのは40代になってから。そのため、歌舞伎界では香川さんの立場はそれほど強くありません」(歌舞伎関係者)

 

それでも香川が歌舞伎の道に挑んだのには息子の存在があったのだという。

 

「香川さんは息子である團子さんに“市川猿之助”の名跡を継がせたいという夢があります。すでに俳優業界では高く評価されていたにも関わらず、わざわざ40代で梨園に飛び込んだ背景には、團子さんが歌舞伎界で苦労しないために基盤を整えたいという思いもあったのではないでしょうか。

 

香川さんの尽力の甲斐もあって、最近團子さんの人気は右肩上がり。『八月納涼歌舞伎』での活躍はもちろん、『メンズノンノ』といったファッション誌にも登場。次世代の歌舞伎役者として注目を浴びていました」(前出・歌舞伎関係者)

 

しかし今回の騒動により、親子そろって歌舞伎界での地位に暗雲が立ち込めはじめているという。

 

「もともと香川さんは俳優業で多忙ということもあって、歌舞伎作品への出演数が多くはなく、大物歌舞伎俳優との共演も同世代の他の歌舞伎役者と比べて遥かに少ない。それに加えて、歌舞伎界での後ろ盾ももともとあまり多い方ではありません。

 

ただでさえ、伝統と家柄を重視する歌舞伎界では香川さんの発言力はあまりない。そんな状況下で、性加害や暴行疑惑によって大幅なイメージダウンを招いたことで、香川さんとの共演を希望する歌舞伎役者は減っていくと思います」(前出・歌舞伎関係者)

 

ますます危うくなる香川の歌舞伎界での立場。團子にも影響する可能性があるようで……。

 

「今まで、團子さんにはポジティブな意味で“香川さんの息子”という看板がついていましたが、今回の騒動で裏返ることに。香川さんの騒動によって、團子さんの歌舞伎公演への出演がキャンセルになるといったことは考えられませんが、騒動で重荷を背負わせてしまったのではないでしょうか」(前出・歌舞伎関係者)

 

息子にも“重い十字架”を背負わせる形になってしまった香川。今、何を思うのか。

出典元:

WEB女性自身

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