■上白石萌歌を主演とした“特別編”には比嘉家4きょうだいトークも
そんななか現在は、上白石萌歌(22)扮する暢子の妹・歌子と智の恋模様がサイドストーリーとして描かれている。
「歌子は幼いころから智に恋心を抱いていました。かたや智は過去に暢子から振られましたが、徐々に歌子に引かれていきます。8月29日の放送回では、智が歌子にネックレスをプレゼント。歌子は妊娠中の暢子を助けるため上京し、智とケンカをしつつも距離を縮めていきます」(前出・テレビ誌ライター)
しかし、桧山さんは苦笑い。
「智は“姉の暢子がダメなら妹の歌子”という感じですし、歌子も体が弱い設定であるのはわかりますが、脚本のせいで“サボリ”にも見えてしまいます。歌子は暢子の店で働くことになりましたが、人手不足のところに都合よく上京するなんて『ありえん!』『まさかや〜!』なことばかりです」
視聴者からの耳の痛い指摘が続くなか、実は最終回に向けて“大きな方向転換”があるという。
「クライマックスに向け、視聴者からの好感度が比較的高い歌子を事実上の主人公として描き、智との結婚の行方を軸に撮影を行ったといいます」(NHK関係者)
ここにきての“歌子推し”は最終週だけにとどまらない。前出のNHK関係者は言う。
「歌子を主演とした“特別編”が放送される予定です。比嘉家の4きょうだいによるトークも収録したスペシャルドラマだといいます。朝ドラのスピンオフは過去にも制作されてきましたが、制作サイドとしては“汚名返上”したい気持ちが強いようです。放送は11月ごろになるでしょう」