“夏物語”も終わりを告げようとしている8月31日の正午、ラジオ局ニッポン放送の前に行列ができていた。10人近い男性が握りしめるのは色紙とマジックペン。その列の先頭にいたのは、華やかなえんじ色のワンピースが良く似合う大竹しのぶ(65)だった。
「同局の人気番組『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』に生出演していたんです。トークでは、出かける際に消したエアコンのリモコンをそのままバッグに入れて、仕事場に持ってきちゃうことがあるという天然エピソードを披露して、リスナーを笑わせていました」(ラジオ局スタッフ)
大物ゲストの生出演とあって、噂を聞きつけたファンが局前に集まっていたようだ。足を止めた大竹は、一人ずつ丁寧にサインを書いてゆく。さらにはマスクを外してのツーショット撮影にも応じるサービス精神を見せ、中には“おかわり”で列に並ぶ人もいるほどの盛況ぶりだった。
「元夫の明石家さんまさんもファンサービスを断らないことで有名です。元夫婦という関係ですが、仕事に本気で取り組みむ姿勢とファンを大切にするという姿勢は、今でもお二人の共通点だと思いますね」(芸能関係者)
時代が変わっても年齢を重ねても保ち続ける流儀が、世代を超えて愛される秘訣なのだろう。