11月26日公開の映画『の方へ、流れる』で、遠藤雄弥(35)とW主演を務める唐田えりか(25)。20年1月に東出昌大(34)との不倫が報じられ、一時期は活動休止を余儀なくされていたが、ついに“完全復活”の兆しのようだ。
「不倫が報じられた当時、スタートしたばかりのドラマ『病室で念仏を唱えないでください』(TBS系)では2話以降の出演を自粛。20年3月放送の『金魚姫』(NHK BS)には出演しましたが、以後、表立った活動は見受けられませんでした。同年8月には東出さんと杏さん(36)が離婚したこともあり、唐田さんの世間的なイメージはさらにダウン。それでも昨年9月にはファッションショーのために製作された短編映画に出演するなど、少しずつ女優業を再開させてきたようです」(芸能関係者)
『の方へ、流れる』の出演は19年5月公開の『チア男子!!』以来、3年ぶりの長編映画。11月19日に公開された「クランクイン!」のインタビューでは、唐田はミステリアスな主人公・里美役をオーディションで掴み取ったと明かしている。
また、活動休止中は所属事務所に救われたといい、「今はしっかりと作品に向き合い、いいお芝居をすることで、大切な人たちに恩返しをしたいという思いが、女優業への強い原動力になっています」と意欲を語っている。
再起を誓う彼女に、ネット上では《見事な復活劇を期待しています!!》《応援しているファンもいます》とエールが。しかし、《この方の名前が出るだけで嫌悪感がして作品見れない》《恩返しだけいい風に話すのではなく反省もちゃんと話すべきではないでしょうか》と、いまだに厳しい声も上がっている。
23年には主演を務める短編映画『真夜中のキッス』の公開や、Netflixドラマ『極悪女王』の配信も控えている唐田。
本誌は今年4月上旬、東京近郊の道場にトレーニングのため訪れる彼女を目撃。白のニット帽にカーキのブルゾンというカジュアルな服装で、役作りのためかややふっくらしていたのが印象的だった。『極悪女王』では過酷なトレーニングに励んできたという。
「唐田さんは『クラッシュギャルズ』のタッグチームで人気を博した長与千種役を演じるそうです。今年7月のクランクインに向けて、10キロ増量するなど肉体改造とプロレス技のトレーニングを行ってきました。太らないといけないことに加え、ほぼ全てのシーンをスタントなしで本人たちが演じるそうです」(映画関係者)
インタビューでは「大切な人たちに恩返しをしたい」と語った唐田だが、その思いは故郷で暮らす家族たちにも込められているようだ。
さかのぼること20年7月、本誌の取材に応じた唐田の姉は、記者の「女優復帰は厳しいのではないか、という声もあります」との問いかけにこう答えていた。
「このまま引退ということはないはずです。それでは本人はもちろん、家族も悔しすぎます。(仕事再開については)事務所さんにお任せしていますが、本人も仕事を続けるつもりですし、家族としても応援を続けていきます」
家族の期待を背に、完全復活を果たした唐田。女優としての真価が問われるのはこれからかもしれない。