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エジプト人タレントのフィフィ(46)が11月25日、自身のツイッターを更新。サッカー日本代表サポーターの清掃活動に寄せられる批判について苦言を呈した。

 

ことの発端は11月20日から開催されているFIFAワールドカップカタール大会。サポーターによるスタジアムのゴミ拾いの光景や、日本代表による更衣室整頓の様子などがSNSなどで拡散され、賞賛の声が相次いだのだ。

 

その一方で、一部からはこの清掃行為に対して“清掃員の仕事を奪いかねない”として批判的な反応が寄せられていた。

 

たとえば前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)は25日、自身のツイッター上で《日本のサポーターがスタジアムの清掃をして帰るのを世界が評価しているという報道もあるが、一面的だ》と指摘。

 

さらに、《身分制社会などでは、分業が徹底しており、観客が掃除まですると、清掃を業にしている人が失業してしまう。文化や社会構成の違いから来る価値観の相違にも注意したい。日本文明だけが世界ではない》などと持論を展開していた。

 

このような議論がひろがるなか、フィフィも同日にツイッターを更新。舛添氏の発言をまとめたニュースに対して、《だいたいスタジアムイベントの場合、ゴミの量で報酬が決まるわけでは無いよね。てか、カタールのスタジアムの清掃はボランティアも多いようで、助かっているかと》とバッサリ。

 

重ねて《日本サポーターのゴミ拾いに「観客が掃除すると、清掃を業にしている人が失業してしまう」って言ってる人、スタジアムイベントの清掃員の報酬がゴミの量で決まると思ってるのかな…てか、カタールのスタジアムの清掃はボランティアが多いから助かっているのよ、実際に感謝されてるのを知らないのかな》とコメントし、的外れな批判への呆れをあらわにした。

 

実際、開幕戦終了後に会場でゴミ拾いを行っていた日本代表サポーター約30人はその後、カタールの運営委員会から表彰を受けた。また、ドイツ戦終了後には現地の会場ボランティアが集合し、清掃したサポーターに対し「ありがとうございました」と日本語で感謝の言葉を伝えている。

出典元:

WEB女性自身

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