「ブーム去って」「1本1万5千円」三ツ矢雄二らの声優業界への警鐘に「ブラック」と広がる衝撃
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■「今は使い捨て感がある」「視聴者にとっても損失」

 

声の芝居以上に求められるパフォーマンスが増えたという現代の声優。さらに収入面でも不安定だといい、日本俳優連合に所属する新人声優は1本30分のアニメーションで1万5000円と低い報酬だという。いっぽう声優の人数は増加しているものの、体調管理やメンタルサポートが追いついていない状況が指摘された。

 

「かつて“裏方”とされていた声優ですが、『鬼滅の刃』や『呪術廻戦』のような大ヒットするアニメが増えたことも手伝っていまでは芸能人と同じくらいの影響力があります。バラエティ番組などのメディア出演も増えていますし、本業を超えたマルチ活動が当たり前になってきています。そうした影響もあり、交際や結婚といったこれまで注目されることのなかったプライベートを報じられる機会も増えてきました。鈴木達央さん(39)や櫻井孝宏さん(48)の不倫報道に多くの反響が集まったのも、それだけ声優への注目度が高まっているということです。

 

かたや声優の人数が増加するにつれて、若手の声優たちが“使い捨て”状態になっていることも懸念されています。弱い立場にある彼らが安心して仕事を続けられるよう環境の改善やケアに取り組まなければ、後進の育成はもとより業界の衰退にもつながってしまうでしょう」(芸能関係者)

 

番組後半では「一回、このアニメ・声優ブームが落ち着くか去ってくれないと、新しいシステムは成り立たない」とも警鐘を鳴らした三ツ矢。ベテラン声優が指摘した声優業界の問題に、ネット上では様々な反響が相次いでいる。

 

《その通りだと思う。今は使い捨て感がある》
《何でも出来ないと使われないし、使い捨てみたいになってるしブラックだよね》
《憧れの職業なのにこんなに過酷なんだ・・たしかに最近の2,5次元化が大きく影響してそう》
《純粋に声の仕事をしたい人や、声優としての才能がある人が他の要求を飲めなくて諦めなくてはいけないのは視聴者にとっても損失ですね》

出典元:

WEB女性自身

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