「11月24日に全世界配信が始まるやいなや、“泣ける”と話題になっています。Netflixの世界週間ランキング(テレビ・非英語部門)では8位にランクインし、海外からも注目を集めています」
テレビ誌ライターがそう話すのは、Netflixで配信中のドラマ『First Love 初恋』について。
宇多田ヒカル(39)の名曲に着想を得た同作。10代で恋に落ち、約20年後に再会する男女を、満島ひかり(37)とともにW主演で演じているのが佐藤健(33)だ。
配信開始の翌日、本誌は都内で佐藤の姿を目撃した。来年1月期のドラマ『100万回 言えばよかった』(TBS系)の撮影中だった。
「主演は井上真央さん(35)。佐藤さんが演じるのはなんと“幽霊”役で、運命に翻弄される2人を描いたファンタジーラブストーリーです」(前出・テレビ誌ライター)
3年前のドラマ『恋はつづくよどこまでも』(’20年、TBS系)でもブームを巻き起こした佐藤。再び恋愛ドラマへの出演が続くが、そこにはある“野望”が。
「佐藤さんは30代になってから、日本のエンタメを盛り上げることを真剣に考えるようになったそう。そんななか、日本でも話題になった韓国ドラマ『イカゲーム』に佐藤さんは“どハマり”。“日本のドラマも韓国ドラマのようにアジアに押し上げたい”と話していました」(芸能関係者)
11月28日に出演した『スイッチインタビュー』(NHK Eテレ)では“日本人のアジアスターを誕生させる”必要性を述べ、こう語った。
「映画より連続ドラマなんじゃないかな、そっちのほうが人(役者)を愛してもらいやすいんじゃないかって気がしてて」
前出の芸能関係者は言う。
「長尺で展開できるドラマのほうが、見る人に親しみを覚えてもらえると考えているのでしょう。佐藤さんはアジア中で大ヒットした韓国の恋愛ドラマ『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』も好きだと話しています。主演のコン・ユ(43)はまさに“アジアのスター”。コン・ユのように恋愛ドラマで世界を席巻したいと思い描いているのではないでしょうか」
佐藤がアジア、そして世界の女性をときめかせる日も近いかも。