■悪役でもスポンサー受けがよい理由は「愛妻家」
2点目は山本が個人事務所に所属していることだという。
「山本さんは家族が経営する個人事務所なので制作側としては面倒なことが少ないんです。
大手事務所の場合、ほかの出演者選びに調整が生じることがあるのですが、山本さんの場合はそうした配慮の必要性がありません。出演料も同じクラスの役者さんに比べ、お手ごろなのも魅力です」(前出・制作関係者)
また、山本には共演NGの役者がいないという。
「香取慎吾さんが山本さんのことを親友だと公言していますが、香取さんは同業者と私生活で交流をしないことで有名です。そんな彼の懐ろに入ることができたのは、山本さんの人柄ゆえでしょう。若手俳優からも慕われていて、以前、親子役で共演した高橋文哉さんを自宅に招いたと聞きました」(前出・制作関係者)
そして、最後にして最大の理由がスポンサー受けのよさだそう。
「悪役をやるにしても、役者さんの好感度は非常に大事です。山本さんの場合は奥さんが堀北真希さんで、家族を大事にしている愛妻家のイメージが強い。奥さんがすでに表舞台に出ていない神秘さがあるという点でも、スポンサー受けは非常にいいんです」(前出・制作関係者)
山本は現在、妻と2人の子供が暮らす北関東と、都内マンションの2拠点生活を送っている。前出のNHK関係者は語る。
「撮影後、共演者と飲みに行ったりすることもなく車を飛ばして真っすぐ自宅に帰っていくんです。家で待っている子供たちがかわいくて仕方がないみたいですね」
山本は広告業界でも全盛期の香川並みの人気になりそうだとか。
「今秋、サントリーに加え、HIROTSUバイオサイエンス、ヒノキヤグループの2社とも新たにCM契約。来年はさらに増えるでしょう」(広告代理店関係者)
義村ならきっと「香川の後釜は俺ーー」と言うだろう躍進ぶり。寝首をかかれないよう、ご用心!