20年2月、退所発表会見でジャニーさんの遺骨を見せる中居 画像を見る

「12月16日には、『キャスターな会』(テレビ朝日系)の年内最後の収録があり、中居さんからサンドイッチの差し入れがありました」

 

こう話すのはテレビ局関係者。休養のため、22年いっぱいの活動休止を表明している中居正広(50)だが、仕事のことが頭から離れないようだ。

 

「休養に入ってからのVTRや音声でのテレビ出演は“できる限りのことはやりたい”と中居さん自身が提案したもの。“仕事があると気力が湧く”というほどの仕事人間だと知ってはいますが、“ゆっくり休んでほしい”というのがスタッフの本音です」(前出・テレビ局関係者)

 

その病状について、『週刊新潮』は9月に盲腸がんの手術を受けたと報道。『女性セブン』は11月に再手術を受けていたと報じている。

 

「公には具体的な病状を明かしていませんが、親交の深い笑福亭鶴瓶さん(70)やタモリさん(77)には病状を話しているそうです」(芸能プロ関係者)

 

しかし、基本的には“心配させたくない”というスタンスを崩さないようだ。

 

「スタッフに電話で、『大丈夫』『すぐ戻るよ』と明るく話しているといいます。『酒断ちしてつらいよ~』と冗談も言っているそうですよ。入院中は“1人に会うと全員に会わなくちゃいけなくなる”と、基本的に面会はしなかったそう。闘病中の姿を見せたくなかったのでしょうか……」(前出・芸能プロ関係者)

 

そんな中居にパワーを送ろうとする存在が。かつての仲間たちだ。

 

12月14日から15日にかけて東京・国立代々木競技場で行われたのは、稲垣吾郎(49)、草彅剛(48)、香取慎吾(45)による新しい地図のファンミーティング。参加したファンの女性は言う。

 

「会場で配られたペンライトの色が青だったのです。吾郎ちゃんたちの、休養中の中居くんへのエールだと感じました」

 

青といえば、中居のSMAP時代のメンバーカラーだ。

 

「客席一面の青は本当にきれいで、3人と一緒に私も中居くんに気持ちを届けられたような気がしました。慎吾ちゃんが“ロックダンス”を踊るシーンもありました」(前出・ファンの女性)

 

スポーツ紙記者によると、「ロックダンスは激しい動きから突然静止する動作が特徴ですが、SMAPのなかでは“中居さんがよく披露する”とファンの間でも知られています。香取さんも意識したのでしょう」

 

香取は12月6日に行われた個展の取材会で、中居について「そーっと応援してます」とコメントしていた。ファンミーティングでは、3人が中居の名前を出すことはなかったというが、彼らなりに“そっと応援”したということか――。

 

16年末にSMAPは解散し、稲垣、草彅、香取は17年9月にジャニーズ事務所を退所し独立。中居も20年3月末に独立したが、変わらぬ“メンバー愛”が彼らをつないでいた。

 

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