「日本人、日本語がわかる人に観て欲しい」『silent』脚本家の発言に賛否「日本人でよかった」「残念すぎる」
画像を見る 社会現象を起こしているドラマ『silent』

 

■「日本人でよかった」「残念すぎる」と発言が賛否

 

『silent』は、登場人物の心の機微を繊細な会話のやり取りで描いていることも人気の理由となっている。「日本語が好き」「日本語がわかる人に観てほしい」とこだわりを語った生方氏に、ネットでは共感する声がこう上がっている。

 

《脚本家の生方美久さん、自分が韓ドラにハマれないのは日本語が好きだから、日本語じゃないと伝わらないものがある、私の作品は日本人に見てほしい、っておっしゃってて大信頼してしまった》
《生方さんの「日本語が好きで、日本人に見て欲しい。日本語じゃなきゃ伝わらない。」を聞いて、はっとした。言葉を大事にしてるのはシナリオじゃなくて書き手本人の想いだった。こんな素晴らしい作品に出逢えて日本人でよかった》

 

しかし、生方氏の発言に、“視聴者を限定してる”と捉えた人もいるようで、こんな異論も噴出している。

 

《脚本の生方さん日本語が好きで日本語のニュアンスで伝わって欲しいから海外の人に字幕で伝わるよりかは日本人に見て欲しい的なこと言ってたんだけど、手話と口語というある意味違う言語を使いながら築く二人のつながりを書く人がそれ言うか?になっちゃった》
《英語と韓国語と中国語を学んだ身からすると、例えば韓国語では日本語の寂しいという意味にあたる単語がいくつもあったり、どの言語にもそれぞれの繊細さがある。生方氏の発言は同じ日本人として誇らしいというより、この人海外コンプでもあるのか?とむしろ恥ずかしかった。silent最終回前に残念すぎる》

 

賛否が分かれる裏では、発言の意図を斟酌する人も。

 

《生方さん、本当に日本語がすきで、海外の人に見てほしくないとかそういう意味じゃなくて、本当に単純に日本語の美しさとか、日本人でしかわかり得ない日本語の表現がすきって話をしてただけだと思う。。。(批判されてしまってるのを知って悲しくなったので)》
《「日本人…というか日本語がわかる人」って言い換えてるんですよ、生方さん。切り捨てる言葉ではないと思う》

 

思わぬ形で注目を集めてしまった生方氏。それほど最終回に対する期待が高まっているのかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

関連カテゴリー: