■事務所も困惑「本当に何も聞いていませんから」
貴乃花の所属事務所に次女のデビューについて問い合わせると、「(貴乃花は)本当に何も聞いていませんから、ノーコメントとしか言えません」と困惑がにじむ。
ある貴乃花の知人は、彼の憤りを感じているようだ。
「貴乃花さんが今回の件を知ったのはデビュー取材会が終わったあと。そして報じられた後も、次女からの報告はないと聞いています。
やはり“筋が通っていない”と怒っているようです。娘さんに対してよりも、景子さんへの怒りが強いのではないでしょうか」
貴乃花と景子さんは、18年10月に離婚。以降、貴乃花は独居生活。2人の娘の親権は貴乃花が持ったが、娘たちと生活をともにしたのは景子さんのほうだった。
「離婚以来、貴乃花さんと景子さんは直接は連絡を取らず、必要なときには関係者が間に入ってやりとりしているそうです。娘さんは2人とも海外留学をしていて、その留学中、連絡を取り、こまやかにフォローしていたのも景子さんでした。
また’21年には、長男の花田優一さん(27)が週刊誌に父親のモラハラや暴力を告白すると、貴乃花さんも“息子の告白は嘘で塗り固められている”と反論。絶縁状態も続いています」(前出・芸能関係者)
娘たちは兄・優一と仲がいい。家族のこういった環境から、貴乃花と次女も疎遠になったようだ。そもそも一家に修復できない亀裂が生じたのは、優一がメディアに出始めたころからだという。
貴乃花本人がこう明かしている。
《息子や元妻との関係がおかしくなっていったのは、息子がイタリアから日本に帰国してからのことでした》(『週刊文春』21年2月18日号)