■元妻・河野景子の“やり方”にも疑問
「’15年にイタリアでの靴づくり修業から帰国した優一さんは翌年、初めて“靴職人”という肩書でテレビに出ました。その後は、靴が納品されないと注文者からのクレームが取り沙汰されるなどトラブル続出。遅刻などの素行の悪さから所属した芸能事務所は契約解除になり、17年にした結婚もたった1年半で離婚。不倫疑惑まで浮上しました。
“一人前の靴職人にもなっていないのにテレビでちやほやされるのはよくない”と当初から考えていた貴乃花さんは、息子による一連の騒ぎを終始、批判的に見ていたのです」(前出・芸能関係者)
このとき、妻・景子さんとの対立も生じている。
「景子さんは優一くんを甘やかし、彼の言うことに反対しない。当時、優一くんに芸能事務所を紹介したのも景子さんですし、親しい関係者を通じてテレビ局に優一くんを売り込んでもいました。貴乃花さんはそうした行動にあきれていたようです」(前出・芸能関係者)
今回の次女の芸能界入りは貴乃花にとって、優一のときと重なる苦々しい出来事のようだ。
「貴乃花さんは、娘たちには学業に専念してほしいと思っています。子供たちには芸能界に入ってほしくないんです」(前出・知人)
一方で景子さんは、優一のときと同じく次女のデビューに大賛成しているという。
「今回の娘のデビューに際し、“両親の名前”を出すことを了承したのは景子さんだと聞いています。いきなりの情報番組レギュラー決定も、景子さんが古巣・フジテレビの人脈を使ったからと疑ってしまいますよね」(テレビ局関係者)
前出の貴乃花の知人も同じように考えている。
「貴乃花さんも、景子さんのやり方へは疑問を抱いているのではないでしょうか。優一さんのときと同じでトントンとデビューが決まったのは、景子さんがまた何らかの根回しをしているのでは……と。次女は、優一くんに似た性格で明るいですが、自分のやりたいことをやるというタイプ。彼の二の舞にならないか心配です」
若いころからさまざまな家族間の確執が報じられてきた貴乃花。次女のデビューが、一家の新たな火種になるのだろうか――。