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《静かなるドンで近藤静也を演じさせて頂くことになりました。素晴らしいスタッフキャストの皆さんとワンシーンワンシーン丁寧に撮影しております。是非楽しみにして頂けたら嬉しいです!》

 

1月20日、Instagramにこう綴ったのは伊藤健太郎(25)。同日、伊藤が漫画『静かなるドン』の実写映画版で主演を務めることが発表された。

 

同作は’88年から’13年まで「週刊漫画サンデー」で連載され、累計発行部数4500万部を突破した超人気作。これまでにもドラマ化や映画化がされてきた同作の“令和版”となり、伊藤はサラリーマンとして働きつつも、夜は暴力団総長という顔を持つ主人公・近藤静也を演じる。

 

世代を超えた名作漫画の主演に抜擢された伊藤は、3月にも舞台『背信者』で主演を務めることが決まっており、好調ぶりが伺える。

 

’20年10月に道路交通法違反(ひき逃げ)などの疑いで逮捕され、’21年3月に不起訴処分となった伊藤。同年5月、ニュース番組に出演しインタビューに答えたものの「復帰が早すぎる」などと厳しい声が上がっていた。しかし、根強いファンは多いようだ。

 

「’21年6月に開設した公式ファンクラブにはかなりの数のファンが入会し、翌月に都内で開催された写真展には連日、入場待ちの列ができるほど。会場で販売していたグッズも飛ぶように売れるほどの盛況ぶりでした。同年10月には主演舞台『SOULFUL SOUL』も上演され、活動再開後も仕事のオファーが相次いでいました」(芸能関係者)

 

伊藤の俳優業が好調なのは、大御所の“後押し”も理由であるようだ。例えば’22年6月に公開された伊藤の主演映画『冬薔薇』で監督を務めた阪本順治氏(64)は、“俳優・伊藤健太郎”をこう評している。

 

「テレビと比較すると、映画は『引き』でも大丈夫とか言われますけど、だからこそクローズアップは大事なんです。カメラが近づいているときに俳優が魅せるものが、大きなスクリーンに耐えられるのかどうか。その点、健太郎のクローズアップは非常に映画的であったし、映画の大きなスクリーンに耐えられる人だなと思いました」(「RealSound」2022.06.05.)

 

さらに’22年6月14日、伊藤はInstagramで《先日映画冬薔薇の稼働が一旦終わりました。なんだか少しホッとしたのと同時に寂しさもあります。冬薔薇のお陰で、素敵な出会いも沢山ありました》と綴り、伊武雅刀(73)、小林薫(71)、石橋蓮司(81)といった錚々たる面々に囲まれた写真もアップしていた。

 

また、かつて数々の映画で故・美空ひばりさん(享年52)の相手役を務めた時代劇界の大スター・俳優の林与一(80)も伊藤にエールを送っている一人だ。

 

「林さんは伊藤さんが次世代の時代劇スターになると考えており、伊藤さんの写真展には開催初日に訪問。そしてマネージャーを通じて伊藤さんに『時代劇の立ち回りや踊り、三味線を勉強したほうがいい』と伝えたといい、『先生も全部僕が紹介するから!』というほど熱心だったそうです」(舞台関係者)

 

実は伊藤と林は一度も共演したことがない。しかし‘21年8月、本誌が直撃した際、林は伊藤に入れ込む理由をこう語っていた。

 

「4年くらい前に膀胱がんを患って、手術もした。それから後継者にできる若い世代の人たちをずっと見てきたんだ」

 

「僕は『アシガール』(’17年・NHK)で彼が若殿を演じる姿を見たとき、すごい俳優だなと直感したんだ」

 

さらに林は「石原裕次郎みたいな後世に残る俳優だと思っているし、今でいうと、彼の才能は“芸能界の大谷翔平”かな」と太鼓判を押し、「これからは彼がどれだけ一念発起して勉強ができるかどうか、それにかかっていると思う。でも彼はそれができる人だよ」と話していた。

 

大物に支持され、仕事も順調な伊藤。そんな伊藤のさらなる“絶好調”な姿を本誌は目撃している。それは’22年6月30日、伊藤にとって25回目となる誕生日のこと。サングラスにキャップ姿の伊藤は、極太のタイヤが特徴的な真新しい一台の自転車に乗り、正面を一心に見つめてペダルを漕いでいた。

 

その後、紙袋を持って自宅前に戻ってきた伊藤は、自転車のライトの下に紺のバンダナを結びつけると、初めて自転車を買ってもらった子どものように、マンションのオープンスペースをグルグルと回り続け、乗り心地を楽しんでいた。

 

「伊藤さんが乗っているのはタイヤの幅が太いファットバイクと呼ばれる自転車。最近人気が高まっており、なかでも伊藤さんの車種は電動アシスト付きの高級ブランドのものです。お値段は約40万円で、長瀬智也さん(44)や錦戸亮さん(38)も愛用しているものですね」(自転車販売店オーナー)

 

公私ともに順調な伊藤の“快走”は続く。

出典元:

WEB女性自身

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