関係者の体調不良のため、公演を中止していた『JOHNNY’S World Next Stage』。18日からようやく公演が再開されたが、残念ながら見逃してしまった方々のために誌上リポートをお届け♪
本作は、’12年から続く一大シリーズだが、今年はそのタイトルどおり、ジャニーズ新時代の幕開けを象徴するような公演になっていた。
HiHi Jets、美 少年、少年忍者をはじめ、総勢50人のジャニーズJr.が出演。演出も東山紀之、堂本光一、井ノ原快彦の3人が務めるという画期的な体制。
また、Jr.マンションやジャニーズハウス、戦争反対のメッセージ、そして、故・ジャニー喜多川さんが生前語っていた「子どもは大人になれるけど、大人は決して子どもには戻れない」というメッセージなど、長年受け継がれてきたものを大切に守りつつ、エンタテインメント性をさらに高め、洗練された作品へとパワーアップしていた。
さらに、出演者が客席に降りてきて、観客を盛り上げる演出も復活。コロナ禍で失われてしまったものが、少しずつ取り戻されてきている証拠だろう。
第2幕のショータイムでは、『硝子の少年』や『夜空ノムコウ』をはじめとするジャニーズヒットソングメドレーだけでなく、『PLAYZONE』や『Endless SHOCK』といったジャニーズの伝説的な舞台の名シーンを、Jr.たちが再現するという胸アツの演目が。
ラストはHiHi Jets、美 少年、少年忍者の新曲のパフォーマンスで締めくくられ、次世代のJr.たちの魅力と可能性が存分につまった公演だった。