冷えた空気に暖かな日差しが降りそそぐ1月下旬の昼下がり、東京都内のスタジオから、仲間たちとともに、ギターを手にした男性がでてきた。ヒゲをたくわえ、キャップを目深にかぶっているのは、長瀬智也(44)だ。ワンボックスカーにたどり着くと荷台を開けて、ギターを載せていた。
’21年3月末にジャニーズ事務所を退所して以降、芸能界とは距離を置いている長瀬。そんななか今年1月には、Netflixで、過去の主演ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』や、岡田准一(42)とのW主演ドラマ『タイガー&ドラゴン』(共にTBS系)の配信が開始され、話題に。
「長瀬さんの熱い演技にSNS上では、俳優復帰を望む声が多数上がりました。そんな期待をよそに、長瀬さんのインスタグラムには、趣味のバイクや釣り、ギターの写真が多数あがっています」(芸能関係者)
退所から1年と10カ月が経過し、充実の毎日を送っている長瀬。そんななか、“趣味のギター”にある変化が……。
「もともと、彼のインスタグラムにあがる音楽の写真は、ギター単体のものや、自宅と思しき場所で弾く程度のものでした。しかし昨年の12月10日に長瀬さんが音楽スタジオで演奏する写真が投稿されたのです。
また今年の1月25日には“KT”という文字とともに、グループで音をあわせている画像があがりました」(前出・芸能関係者)
長瀬が意味深につづった“KT”にはいったいどんな意味が……。前出の芸能関係者は明かす。
「実はギタリストの久保田光太郎さんが自身のインスタグラムに、長瀬さんが利用しているワンボックスカーの画像とともに、“KTリハ。疲れたけど楽しい”と綴っているのです。久保田さんは『メッセージ』などTOKIOの楽曲の作詞作曲も務めたことがある人物で、長瀬さんとは、20年以上の付き合いだそうです。
長瀬さんは盟友・久保田さんのことを、『俺に音楽をたたき込んだのはこの人』と、言っていました。そんな久保田さんがつづった“KTリハ”という言葉から推察するに、久保田さんの下の名前である光太郎のKと、智也のTで“KT”ではないでしょうか。
そしてその“新ユニットKT”は、きたる本番に向けてリハーサルに励んでいるのでしょう」
本誌は長瀬に、ファンが待ち望んでいる芸能界復帰について尋ねるも、「すいません」と語るのみだった。
役者ではなく、まずミュージシャンとして、“再始動”する日は近いようだ――。