■成田凌 同期・清原の夢と復帰を応援
そんな清原の代役に選ばれたのが、成田凌(29)だった。成田と清原は’13年に『MEN’S NON-NO』で共にデビューした同期であり親友だ。成田は清原の代役を務めることについて当時、《唯一の同期として、友として、清原の回復を心から願っています。祈っています》との声明を発表。そして、クランクアップまで“小野塚綾”を演じきった。
その後、’21年2月、清原の事務所は《現在は体調も安定し、脳に関しても異常はないとの診断結果を受けております》といったコメントを発表している。
「コメント発表の2ヵ月以上前、成田さんには『清原さんが目を覚ました』などの連絡が定期的に伝えられていたそうです。成田さんは清原さんのことをとても心配していましたから、逐一病状は把握できる状態だったそうですね。
成田さんは早いうちから“お見舞いに行きたい”と強く願っていたそうですが、コロナ禍にくわえ、当時出演していた朝ドラ『おちょやん』の制作はNHK大阪局。大阪に滞在することが多く、なかなかお見舞いが実現できていないことにやきもきしていました」(成田の知人)
『アンサング・シンデレラ』が放送されていた’20年8月、《5年前の今日 清原に撮ってもらった写真》といいInstagramに自身の写真を2枚アップした成田。長い付き合いのなかで、清原のことを“戦友”のように感じているようだ。
「2人が意気投合したのは、ただ単に同期だからという理由だけではありません。“芸能界入りを親に反対されていた”という共通点から『役者として良い作品に出て、周囲から早く認めてもらいたい』という意識がお互いに強く、その思いを共有していたといいます。清原さんが『なつぞら』に出演すると決まったとき、成田さんは実の兄弟のように喜んでいましたから……。
清原さんの夢は大河ドラマに出ること。その夢を応援している成田さんは、清原さんの復帰を誰よりも願っているでしょう」(前出・成田の知人)
石原と成田の願いを胸に、清原はまたリハビリに励んでいくことになりそうだ。