宮沢りえ「中卒コンプレックス」の苦悩を告白…難字対策で愛読書が漢字辞典の時期も
画像を見る スイングする森田剛を見つめる宮沢りえ

 

■「娘の学校に行くと学校って素敵と思う」

 

そこで、りえの女優業に磨きをかけるため、母・光子さんは人気役者や監督らと食事をする機会をたびたび設けるようにして、見聞を広めるよう心がけていたという。

 

「当時のりえさんは、各ジャンルで精通した大人たちの会話を聞き、わからない言葉があると、後で辞書をひいて意味を確認していたそうです」(りえの知人)

 

30歳になったりえは取材で愛読書を聞かれて、こう答えていた。

 

《私の最近いちばんの愛読書は、食材事典と漢字辞典なので(笑)。特に漢字辞典は、大好き。で、どうやって読むかといえば、思いついたときにパッと開いて、とにかくそのページに載っている漢字の成り立ちを読むんです。これがね、もうゲームみたいにワクワクして面白いんですよ!》(『ダ・ヴィンチ』’03年4月号)

 

“知的で大人の会話”を目指す、旺盛な知識欲がうかがえる。’09年4月に一般男性と結婚し、同年5月には娘が誕生する。

 

「娘さんを有名大学付属の幼稚園に通わせました。学業に専念できる環境を早くから整えたいと思ったようです」(前出の知人)

 

’14年、40代に突入したりえは、「40歳の生きかた」をテーマにした『AERA』と『ほぼ日刊イトイ新聞』の記念対談で、糸井重里相手に率直な心境を明かしている。

 

《なんだか、常に劣等感があるんですよ。ずっと考えてるんです、この劣等感はいつなくなるんだろう?って(中略)。しょうがないんです。この性格とともに生きていくんですよね》(11月4日付)

 

’16年に離婚後、’18年3月に現夫・森田剛(43)と再婚する。同年10月のイベントでは、“戻りたい過去”を聞かれ、りえはこんな発言をしている。

 

「私は中卒だけど、高校、大学とキャンパスライフを楽しみたかったのはあります。そこをやり直したい。娘の学校に行ったりすると、学校って素敵だなと思う」

 

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