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NHK大河ドラマ『どうする家康』に、くノ一役で出演中の松本まりか(38)。松山ケンイチ(37)演じる本多正信が提案した“瀬名奪還作戦”で、実行部隊の1人として活躍したのが、くノ一・女大鼠(おんなおおねずみ)だった。

 

「2月12日に放送された第6回では妖艶な姿で敵兵を引き寄せ、一瞬で刺殺するなど、圧倒的な存在感を示しました。SNSでも『必殺仕事人みたい』『美しい!』など、称賛の声があふれたのです」(テレビ局関係者)

 

ストーリー上では山田孝之(39)が演じる服部半蔵とタッグを組んでいくが、松本と山田はプライベートでも親友同士だという。

 

「松本さんは’00年のドラマ『六番目の小夜子』(NHK教育)で共演しており、それ以来、23年にわたり交流を続けています。ファーストネームどころか、お互いをまりかの“ま”、孝之の“た”と呼び合っているほどです」(前出・テレビ局関係者)

 

山田以外にも、松本の同世代の“親友”たちは人気俳優ばかりだ。

 

「’00年から’02年にかけて放送されたドラマ『o-daiba.com』(フジテレビ系)は、5人の少女たちが、『リアルシスターズ』として自分たちのサイトでインターネットの世界に革命を起こすために活動するといったストーリー。松本さん、宮﨑あおいさん(37)、栗山千明さん(38)、ベッキーさん(38)、須藤温子さん(39)の5人がメンバーで、私生活でも仲がよかったとか。

 

また石原さとみさん(36)とは松本さん自身が親友同士と明かしていますし、10代のころは同じ事務所だった蒼井優さん(37)といっしょに仕事をすることも多かったのです。友人たちが次々にブレイクするなかで、“売れない時代”が18年も続いたことは彼女もつらかったのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)

 

宮﨑あおいといえば『家康』で織田信長を演じている岡田准一(42)の妻としても知られている。

 

インタビューで松本は、過去をこう振り返っていた。

 

《(宮﨑や山田など)私の友達はすぐにスターになったんです。スタートはみんなそれほど変わらないのに、私だけが売れなかった。何が違うんだろう?(中略)そのうち、演技がうまいことよりも人間性がいかに魅力的かが大切だと気づいたんです》(『AERA』’21年5月17日号)

 

《(’18年にブレイクするまでは)“暗黒の時代”でしたね。(中略)仲のいい同世代は宮﨑あおいちゃん、蒼井優ちゃんですが、2人は先にどんどん売れて。でも、実力的にも人間的にも「私はまだ売れてはいけない、表に立てるような人間ではない」と思っていました。2人の活躍を見て、やはり悔しかったけれど、嫉妬心は人の顔を醜くすると思って。》(『大手小町』’18年10月25日付)

 

嫉妬や劣等感にさいなまれる彼女の支えとなったのが、“第二の母”と慕う、松田美由紀(61)の“光さえ見失わなければ、どんなに回り道したとしても、行き着く”という言葉だったという。

 

松田龍平さん(39)も親友だったという縁があって、松本さんは松田家に居候していたことがあるそうです。そんな彼女が、ようやく脚光を浴びたのは’18年のドラマ『ホリデイラブ』(テレビ朝日系)での“小悪魔系浮気妻”役の怪演でした」(前出・テレビ局関係者)

 

不遇の期間、ひたすら人間力を磨いてきた松本。女大鼠は町娘から遊女、武士までどんな人物も演じきる変装の達人という設定だが、松本もいまや“カメレオン女優”の名をほしいままにしている。

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