《DJ社長とゆたぼんスタディ号で日本一周行ってきます 人生は冒険だ》
2月19日、Twitterでこう宣言したのは“少年革命家”でYouTuberのゆたぼん(14)。添付した動画では、昨年日本一周をした専用車「スタディ号」を背景に、Repezen FoxxのDJ社長(30)と「行くかー!」「行きましょう!」と掛け声をあげている。
ゆたぼんの父・中村幸也氏も《いってらっしゃい!》と反応したが、コメント欄には《釣りでしょ》《え、車売るって言ってたけどどういうこと??? 全部投げっぱなしじゃん笑》と疑う声が。
昨年12月10日に、YouTube上でスタディ号の売却を宣言したゆたぼん。クラウドファンディングで募った寄付金でスタディ号を用意し、幸也氏と約4カ月かけて日本一周を達成。様々な思い出が詰まっているだけに、突然の売却宣言は賛否を呼んだ。
しかし、現在に至るまで売却状況の報告はなく、反対に購入希望者からクレームが出る事態に。150万円で購入を申し込んだ長野県在住の男性は、ゆたぼん側とのやり取りがストップしてしまった実情を本誌に明かしていた。
さらに「今も返事は全くない」と明かすのは、愛媛県で金属リサイクル・家具家電リユース業の会社「リバーズエコ」を経営する小川凌社長(以下、カッコ内は小川氏)。ゆたぼんのクラファンで8万円のリターンを購入し、スタディ号も50万円で購入を申し込んだ人物だ。
これまで顔や名前などの素性を明かした上で、ゆたぼん親子の言動に異論を唱えてきた小川氏。だが、クラファンのリターンを購入することで対面を試みるも、お金を一方的に現金書留で送り返されてしまった。スタディ号も「世の中のためになるように活用させて頂きたい」と購入を名乗り出たが、一度もゆたぼん側とコンタクトがとれなかったという。
購入希望者を無視し続けたまま、再びスタディ号で日本一周の旅をすると宣言したゆたぼん。そうした中途半端な状況に、小川氏は呆れ声でこう語る。
「多くの人から『釣りなのかな?』と思われてしまうこと自体、ゆたぼん君にとって損失といいますか。人として信用されないことが、ゆたぼん君にとって1番最悪なのではないでしょうか。何をするにしても、人から疑われるって可哀想じゃないですか。これまでの言動などを含めて、多くの人が彼を相手にしなくなってきているように思います。
もし、ゆたぼん君が今後、何か良いことを伝えたいと思ったり、大人になって本当にやりたいことが見つかったりしても、受け入れてもらうのは難しいかもしれません。『言うだけだろ』や『ネタだろ』などと疑われてしまい、結局、自分のしたいことが世間に評価されなかったり。すでにそういった事態になってしまっていると思うんですよね。僕はそれが本当に、可哀想だなと思っています」
今はもうスタディ号を購入する意思はないという小川氏。最終的にトラックは誰の手に――。