「R-1グランプリ」公式サイトより 画像を見る

田津原理音(29)が21代王者に輝いた今年の『R-1グランプリ』(関西テレビ・フジテレビ系)。一方で、得点の誤表示による“やらせ疑惑”が広く波紋を呼んだばかり。

 

「決勝1stステージのトップバッターは、Yes!アキトさん(32)でした。彼のネタを5人の審査員が採点した結果、合計456点を獲得。しかし、出場者の順位を表示するステージ中央のモニターに、一瞬だけ『田津原理音 470点』の文字が映し出されたのです。しかも、7番目に登場した田津原さんの得点『470点』だったため、“デキレースでは”との疑いが視聴者の間で広まってしまったのです」(テレビ局関係者)

 

騒動を受けて、関西テレビは公式サイト上に経緯や原因を報告。まず、《優勝された田津原理音さんをはじめ出場者の皆さまのファーストステージの得点、さらにはファイナルステージでの決選投票の結果は、生放送内での審査員の厳正な審査によるもので、リハーサル時に前もって審査をしていたことや、あらかじめ優勝者を決定していたという事実は一切ございません》と疑惑を否定。

 

その上で、《本番前に行った得点発表のリハーサル内の動作確認において使用した、仮のデータ「田津原理音 470点」が、システム上に残っていたことに起因するものです》と説明している。

 

2021年の大会ではTwitter投票による得点がスムーズに表示されないなど、これまでも“グダグダ進行”が指摘されてきた『R-1』。今年もひと波乱あったが、実は“もう一つのミス”が明らかになったのだ。

 

ミスが発覚したのは、1stステージの2番手だった寺田寛明(32)がステージに登場する直前の紹介シーン。3年連続で決勝進出を果たした寺田の紹介VTRが1分ほど流れた後、本人写真とともに「No.3199 寺田寛明」と表示された静止画が映し出された。

 

しかし、今年の寺田のエントリーナンバーは「3556」。しかも、大会公式サイトに掲載された本人写真とは異なり、使用されていたのは昨年の写真だったのだ。運営側のミスには寺田自身も気づいていたようで、5日に《なんか去年の写真だなとは思ってたけどエントリーナンバーも去年だった》とツイートしている。

 

「運営側の寺田さんに関するミスはまだありました。ファイナリスト発表の際、掲載された名前が『寺田信亮』と表記されていたのです。画像の使いまわしはもちろん、出場者の名前を間違うのはもっての外ではないでしょうか。名前の誤表記はすぐに修正されたようですが、『M-1』や『キングオブコント』と並ぶ賞レースだけにミスの連発は大会の格を下げかねません。“R-1にも夢がある”と信じている芸人たちのためにも、改善が必要ではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)

 

新たに判明したミスに、Twitterでは落胆する声が上がっている。

 

《運営酷すぎて草》
《どうしてこういう初歩的ミス多いんだろなR1》
《冠スポンサーもついてるゴールデン番組にしては杜撰だな。。。》

出典元:

WEB女性自身

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