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「昨年10月に放送開始から満40年となりましたが、前々からタモリさん(77)から『40周年で一区切りつけたい』という話があったんです」(テレビ朝日関係者)

 

’82年から続いてきた『タモリ倶楽部』(テレビ朝日系)が、3月末に終了する。タモリの残るレギュラー番組は『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)と『ブラタモリ』(NHK)だけとなった。

 

「『ミュージックステーション』も35年以上続いており、同一司会者による最長の生放送音楽番組としてギネス認定されています。しかし、’19年から放送枠が20時から21時に変更され、タモリさんの体力的負担も大きくなりました。特番やスペシャルライブでは4時間生放送ということもあり、番組終了後はタモリさんが明らかに疲れている姿も見られます。

 

実は『笑っていいとも!』(フジテレビ系)が’14年に終了するとき、当時68歳のタモリさんは本気で“70歳引退”を考えたそうです。それから約10年、いまは80歳を一区切りにする方向で話が進んでいるようです」(前出の関係者)

 

多趣味なタモリだけに、80歳をめどに“リタイア敢行”をもくろんでいるようだが……。

 

「ただ、NHKは『ブラタモリ』に関しては“できる限り続けてほしい”と強く要望しています。タモリさん本人も“80歳になっても、まだ手足が元気に動くならリハビリにもなるから、そのときに考えたい”と返答を先延ばしにしているようです」(制作関係者)

 

3月上旬、一気に春めいた晴天の下、本誌は都内をブラつく、タモリの散歩姿を目撃した。トレードマークのサングラスではなく普通のメガネをかけたタモリは真っ白な服装だった。歩きなれたコースなのか、足取りは軽い。時折、足を止めては建物や景色をじっと観察している。季節や街並みの変化を感じながら、散歩を楽しんでいる様子だった。

 

「散歩を欠かさないのは、足腰を鍛えるためだそうです。自らの意思でレギュラー番組を徐々に減らしていくなかでも、“最後の1本まで仕事を全うしたい”という思いが強いのだと思います」(前出・制作関係者)

 

節目の80歳まであと約3年、タモリの“終活”の行く先はーー。

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