各テレビ局が大型改編を迎える4月。新しい朝ドラも始まり、春の連続ドラマのスタートも近づいてきた。各局宣伝に力を入れているが、現時点で視聴者からへの期待を集めているのはどの作品だろうか?
そこで本誌は、男女500人に「春ドラマで期待している作品」についてアンケートを実施した。
第3位は、日テレ日曜ドラマ『だが、情熱はある』(4月9日22時半スタート)。
お笑いコンビ・オードリーの若林正恭(44)と南海キャンディーズの山里亮太(45)の半生を描く、実話に基づく青春ドラマだ。若林をKing & Princeの髙橋海人(24)が、山里をSixTONESの森本慎太郎(25)が演じる。
「若林さんと山里さんは、09年に開催されたお笑いライブで『たりないふたり』というコンビを結成。12年から3度シリーズ番組が放送され、21年にオンラインで配信された解散ライブは、55000人超のファンが視聴し、お笑いライブ史上最多を記録しました。ブレイクしてからも社会に対して抱えるコンプレックスや妬み嫉みをネタにした漫才が人気でしたが、今作では2人が売れる前のエピソードも映像化しているそうです」(お笑いライター)
第2位は、TBS日曜劇場『ラストマン-全盲の捜査官-』(4月23日21時スタート)。
福山雅治(54)演じる両目の視力を失ったFBI特別捜査官と、大泉洋(50)演じる孤高の刑事が凸凹バディを組んで難事件に挑んでいくオリジナルドラマだ。
「同じ事務所にも所属する福山さんと大泉さんは、“洋ちゃん”“先生”と慕い合う親友同士。ですが、共演はNHK大河ドラマ『龍馬伝』以来13年ぶりです。脚本は『TOKYO MER』『マイファミリー』を手掛けた黒岩勉氏ですから、ダイナミックでスピーディな展開が話題になりそうです」(テレビ誌ライター)
そして、圧倒的第1位となったのはフジテレビ月9『風間公親-教場0-』(4月10日21時スタート)。得票数は96票と、2位の2倍以上だった。
木村拓哉(50)主演で、20年、21年と2年連続で新春スペシャルドラマとして放送されたシリーズが連続ドラマとしてカムバック。今作では、警察学校の鬼教官・風間公親の刑事時代が描かれる。
「木村さんが月9主演を飾るのは、今回で11回目。今までさまざまな役を演じてきた木村さんですが、老け役は『教場』シリーズが初めて。冷酷無比に生徒を追い詰めていく演技は、“木村拓哉の新境地”と評判になりました。『教場II』のときには、24時間白髪で生活し、撮影当日にはよりリアルな仕上がりになるようにしていたそうです。今回も、“鬼の役作り”が期待できるのではないでしょうか」(フジテレビ関係者)
視聴者の期待に応えられるのは、どの作品だろうか。
最終結果はこちら。
1位 『風間公親-教場0-』 96票
2位 『ラストマン-全盲の捜査官-』 48票
3位 『だが、情熱はある』 47票
4位 『特捜9 season6』 46票
5位 『合理的にあり得ない』 27票
6位 『unknown』 15票
6位 『王様に捧ぐ薬指』 15票
8位 『ケイジとケンジ、時々ハンジ』 14票
9位 『あなたがしてくれなくても』 13票
9位 『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』 13票
【調査概要】
実施期間:23年3月30日
調査対象:15歳以上の男女500人
調査方法:WEBでのアンケート
『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)