《配信で話されていた内容につきましては多くの部分が捏造であり、告発者自身も配信内で捏造であると言っております》
5月10日、ブログでこう釈明したのはウェブ漫画家・やしろあずき氏。かつて“年収4000万円”を公言し、ブログは月2000万PVという人気ぶりだが“炎上騒動”が余波を広げている。
ことの発端は、8日に暴露系YouTuber・コレコレが実施した生配信。とある告発者から寄せられた、やしろ氏の女性問題や賭博疑惑、元妻との離婚トラブルなどを暴露。離婚をめぐってやしろ氏が母親に送ったとされるLINEのスクリーンショットも公開され、ネット上で画像が拡散するなど物議を醸していた。
そんななか10日夕方に、突如として不動産会社「おたくのやどかり」を運営する株式会社グランツアセットが、やしろ氏の執行役員解任を発表。同社のホームページで漫画を連載していたやしろ氏は、2018年12月に執行役員に就任していた。同社の声明では《同氏の契約違反行為のため》と解任理由が記されていたが、詳細は明示されていなかった。
さらに同じタイミングで、ポーカーエンターテインメント企業の株式会社EGPもメンバーであるやしろ氏の除名処分を発表。同社は今回の暴露騒動についてやしろ氏と告発者に事情聴取したと明かし、《本件におきましては、多くの部分で捏造があることが発覚しました。しかし、多くの関係各所への影響を考慮し『やしろあずき』に対して、除名処分と致しました》と説明している。
関係会社が相次いで処分を発表した直後の同日夜、冒頭のように声明を発表したやしろ氏。
続く文章では、《ネットで言われている、反社との繋がりなどは全くありません。しかし、自分の軽率な言動がこのような事態を招いてしまったこと、配信の内容が各所へ影響を与えてしまうことから、株式会社EGPを除名という形になりました》と釈明。また、《今後は、専門家や関係者と協議し、告発者と各所への対応を進めてまいります》とも記している。
だが、騒動の余波は思わぬところにも飛び火しているようで……。Twitterフォロワーは10日の段階で64万人を超えていたが、現在は63.5万人までに減少（11日14時30分）。さらに、フォローを外したユーザーの中には“ある超有名女優”もいたという。
「芸能界でも屈指の漫画好きで知られる橋本環奈さん（24）です。今回の炎上騒動によって、彼女がやしろさんのTwitterアカウントをフォローしていたことが一部ユーザーの間で話題に。ですが、その後すぐに橋本さんはフォローを解除したようで、再び注目を集めることになりました」（WEBメディア記者）
声明では、《また漫画を描くことができたら、皆さんに笑いを届けたいです》と締めくくっているやしろ氏。去ってしまったフォロワーを取り戻すことができるだろうか――。
