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「今度はもっと良い作品を作ってまた来ます」

 

5月23日(現地時間)、「第76回 カンヌ国際映画祭」で北野武(76)の6年ぶりとなる新作映画『首』が世界初上映された。同作は注目度が高く、用意された1068席を埋め尽くすほど会場は超満員状態に。さらに上映後は約5分間にわたってスタンディングオベーションが巻き起こり、そこで北野は冒頭のようにコメントした。

 

『首』の上映前には同作の出演者である西島秀俊(52)や加瀬亮(48)、中村獅童(50)、浅野忠信(49)、大森南朋(51)らとともにレッドカーペットを歩いた北野。男性陣のなか、着物を着た唯一の女性が――。北野に寄り添い、時に手を繋ぐなど親密な様子を見せていたこの女性は、’20年2月に再婚した妻のAさん。Aさんが公の場に姿を見せるのはこれが初めてだと言う。

 

「武さんは1980年に漫才師の幹子さんと結婚。しかし結婚直後から武さんは、月に何度か一緒にご飯を食べるとき以外は家にいない“別居婚”状態でした。それでももともと漫才師として“同志”だった2人の絆は強く、夫婦仲は変わりませんでした。

 

そんななか’13年にAさんとの交際がスタートし、武さんは’19年6月に幹子さんとの離婚を発表。その翌年、18歳年下のAさんと再婚しました。Aさんは武さんのマネジメントを手がけるなど、公私にわたるパートナーだといいます」(映画関係者)

 

北野が再婚を発表した直後の2020年2月13日、本誌は前妻である幹子さんに取材をしている。「(別居期間が)長かったですから……。2人の子供たちもすでに心の整理がついていると思います。(北野の)今回の結婚も、子供たちは報道で知ったと言っていましたね」と語った幹子さん。「再婚についてどう思いますか?」と尋ねると、こう話した。

 

「おめでたいことですからね。だから『結婚おめでとう』でいいんじゃないですか」

 

あっけらかんとした様子で北野の再婚をお祝いした幹子さんに、続けてAさんへの思いについても聞くと「今はそんな気持ちはこれっぽっちもありませんよ。それより第二の人生を明るく楽しく。いつも笑って生きていきたいですね」と晴れやかな表情で述べ、北野に向けて「残りの人生、彼にも健康で、幸せになってほしいですね……。これからも元気で仕事をしてくださいって。願いはそれだけ」とエールを送っていた。

 

幹子さんはカンヌでの北野のことも“同志”として変わらず、見守っていたかもしれない。

出典元:

WEB女性自身

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