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オリエンタルラジオ・中田敦彦(40)が自身のYouTubeチャンネルでダウンタウン松本人志(59)を痛烈批判し波紋を呼んでいるが、実は本筋とは別の主張にも注目が集まっている。

 

中田が5月29日に投稿した「【松本人志氏への提言】審査員という権力」と題するYouTube動画で、『M-1グランプリ』や『キングオブコント』といったお笑いコンテストの審査員が松本ひとりに集中していると指摘。「松本人志さん以外の価値観を持つ人たちにそのハンドルを渡す事でお笑い界に新しい価値観や新しいスターができる土壌を作ることがお笑い界全体への貢献になる」と提言した。さらに、松本に物を申す人がいないお笑い界の風潮に対しても疑問を呈していた

 

約44分にわたる今回の動画。中田はその最後の締めくくりで次のような発言をしている。

 

「あとですね、『中田で笑ったことねえから、お前が何を言おうが響かねえ』とか、そう言う人もいるんですよ。それがね、中田で笑ったことあるかないかの問題で言うと、中田で笑うのって結構知性いるからね。

 

言いたくないんだけど、『俺、ドストエフスキー面白いと思ったことないんだよね』とか『モーツアルトでノったことないんだよね』みたいな感じで、あんま言わない方がいいよ(笑)。中田を面白いと思わないって、ドストエフスキー読めないとか、モーツアルトがわからないのと一緒だから。後世恥かくから。知性が必要なんだよな、中田で笑うのは」

 

自分の笑いを理解するには知性が必要と言った上に、アンパンマンまで引き合いに出して発言は加速する。

 

「だから、皆さんにもうちょっとわかりやすいもので笑ってたらいいんじゃないかなって俺は思うんだけど。でも、それは好みの問題じゃん。アンパンマン面白いっていう子もいればさ、ドストエフスキー面白い人もいるし、どっちがってないわけよ。

 

だけど全部アンパンマンカラーになると嫌じゃない? だから減らした方がいいんじゃないかなって思うわけ。アンパンマンの層もあれば、ドストエフスキーの層があってもいいじゃないっていうことなのよ」

 

自分の笑いを“高尚”なドストエフスキーに例えた中田の“大胆発言”にネットがすぐさま反応した。

 

《ドストエフスキーに失礼過ぎて草》
《武勇伝でんででんでんレッツゴー! これがドストエフスキーか》
《あらゆるお笑いジャンルで稚拙な松本人志の価値観が浸透しているため、自身の崇高な笑いが排除されていると嘆いてしまう》
《あっちゃんかっこいーとperfect humanって知性いる笑いだったの?》
《見たい人がみればよいし、ドストエフスキーが読めなくても恥ずかしくないし、むしろこの発言みてオリラジ中田の動画を見る気持ちの5割は失せました》
《自分の笑いをドストエフスキーに例えてるらしいのが人生掛けてスベってていいと思います》

 

現在、中田の同動画では、ドストエフスキーに関する発言は削除され、前後をつなげる形で編集されている。“パーフェクトヒューマン”も自省することがあるようだ。

出典元:

WEB女性自身

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