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6月16日未明、俳優の永山絢斗容疑者(34)が大麻取締法違反の疑い(所持)で警視庁に逮捕された。

 

報道によると、今年4月に東京・目黒区の自宅マンションで微量の乾燥大麻を所持した疑いが持たれている。15日夜に行われた家宅捜索でも乾燥大麻が押収されたため、16日午後に再逮捕された。永山容疑者は調べに対して、「15日の大麻所持は間違いない。4月のことは記憶にない」と供述しているという。

 

「今年1月に絢斗さんの知人から警視庁に情報提供があり、捜査が始まったといいます。15日の家宅捜索ではリビングルームの照明スタンドにかかっていたポーチから、ラップに包まれた乾燥大麻が約1グラム発見されています。緊急鑑定によって乾燥大麻だと確認した警視庁は、はじめの逮捕から14時間後という異例のスピードで再逮捕しました」(全国紙記者)

 

永山容疑者の所属事務所も寝耳に水だったようで、16日に発表したコメントで「本日未明のニュース速報で初めて知りました」と告白。現在の状況についても、「警察で取り調べを受けている最中と認識し、今はその結果を待ち続けている状態でございます。弊社では報道以上の情報を把握できておりません」と記している。

 

そんななか、注目を集めているのが俳優で実兄の永山瑛太(40)。弟の逮捕を受けて真っ先に報道陣の前に現れ、こう怒りをあらわにしたのだ。

 

「俺は許さない、それだけですね。フォローするのどうのとか、関係ないですから。絢斗が俳優になりたいっていうのは、それは自分で決めたことですから。俺は兄として応援したかった」

 

瑛太のように逮捕者の家族も著名人である場合、こうした取材に堂々と応じるのは珍しいという。

 

「一般的には、所属事務所を通じてコメントを発表するといった対応がほとんどです。瑛太さんが早急に取材に応じたのは、事態の深刻さを理解しているからこそでしょう。絢斗さんは公開中の映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編-運命-』に主要キャラクターとして出演しており、今月30日には続編が公開を控えています。それだけでなく、来年放送の大河ドラマ『光る君へ』(NHK)への出演も決まっていました。

 

これまで何人もの俳優が大麻や覚せい剤で逮捕され、その度に作品が公開延期や中止を余儀なくされました。共演者やスタッフなどの関係者にも、多大な迷惑がかかってしまうことを絢斗さんもよく知っているはず。瑛太さんは同じ俳優だからこそ、計り知れない影響を鑑みて厳しい姿勢を示したのではないでしょうか」(芸能関係者)

 

わざわざメディアの前に自ら現れて、顔出しで弟をバッサリ断罪した瑛太に、ネット上では讃える声が相次いでいる。

 

《許さない、と逃げも隠れもせず報道陣の対応をする瑛太さんは、その行動自体に愛を感じます》
《夜中の第一報だったから、きちんと眠れず、家族や事務所会議したのかな。俺は許さない。で思わず涙出そうになった》
《瑛太ってすごい男気のある人間なんだな。こんなに早く、コメント発表でもなくコメントを控えるとかでもなく、しっかりと取材に応じて話しをするなんて、なかなかそんな俳優さん いないんじゃないかな》

 

兄の逆鱗に触れた永山容疑者だが、俳優を目指したのは瑛太の背中を追ってのことだったという。

 

「今年4月放送の『突然ですが占ってもいいですか?』(フジテレビ系)に出演した絢斗さんは、瑛太さんの映画デビュー作品を鑑賞して衝撃を受けたと明かしていました。高校生の時に『学校やめて役者になりたい』と相談したそうですが、瑛太さんは“高校ぐらい卒業しろ”と反対したそうです。その後、絢斗さんが通信制高校の単位をすべて取得すると、瑛太さんからオーディションを勧めてもらったと話していました。

 

そんな瑛太さんも’14年に出演したトーク番組で、6歳離れている絢斗さんを『今でもかわいくてしょうがないんですよ』と嬉しそうに話していましたね」(テレビ誌ライター)

 

最愛の兄を傷つけることとなってしまった永山容疑者は今、何を思うだろうかーー。

出典元:

WEB女性自身

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