■「このまま引退は悔しすぎる」実姉が語っていた女優業の執念
本誌もこの1年半、再起に向けて歩んできた唐田の姿を目撃してきた。
’21年9月にファッションブランドが製作した短編映画への出演で、“完全復帰”した唐田。その直前の同年6月、スマホを耳に当てながら明るい表情で誰かと会話するように、都内の芸能事務所から出てきた唐田。
このとき所属事務所の内勤として働いており、自身の特技であるカメラを生かした雑誌の連載にも挑戦していたという。
また’22年4月上旬には、東京近郊の道場に集まった若い女性たちに混ざる唐田の姿が。白のニット帽にカーキのブルゾンというカジュアルな服装で、Netflixで公開予定のドラマ『極悪女王』の撮影に向けた過酷トレーニングを行っていた。
「1月から肉体改造とプロレス技のトレーニングが始まっていました。3カ月経った現在、唐田さんは4?5キロほど増量していて、顔も丸みを帯びた輪郭になってきましたが、求められるプロレスラーの体形にはまだまだ程遠いと指摘されているようです。
プロレス技のほうも、唐田さんは最近締め技を習ったようですが、バランスを崩しそうになったりとうまくできず、悪戦苦闘しているみたいですね。やはり本業とは大きく異なる役柄ですから、レスラー役の女優陣には厳しいダメ出しが入ることが多いようです」(映像制作関係者)
体を張って、再起に燃えていた唐田。しかしその後、10月の撮影中に主演であるタレントのゆりやんレトリィバァ(32)が背中や頭を強打するなどの怪我を負い、撮影中止せざるを得ない状況になってしまった。
「もはやお蔵入りと案じられた時期もあったが、最近になってようやく撮影も再開され始めたそうです。ようやく、少しずつ再出発の芽が出始めています。
ただ今回の発言で、いまだに彼女に対して好意的でない人も少なくないということが明らかになりました。“炎上女優”という印象が根付いてしまうと、今後のキャスティングへの影響も出かねません。再出発の今こそ、発言には細心の注意を払うべきでしょう」(前出・芸能関係者)
並々ならぬ思いで女優業に挑む唐田。’20年7月、唐田の姉は本誌で家族としての思いをこう語っていた。
「このまま引退ということはないはずです。それでは本人はもちろん、家族も悔しすぎます。(仕事再開については)事務所さんにお任せしていますが、本人も仕事を続けるつもりですし、家族としても応援を続けていきます」
周囲の応援を受け、再び女優としてブレイクできるのか。インタビューで波紋が広がるなど暗雲が立ち込めるなか、依然として難しい舵取りが求められそうだ。