6月28日、宮迫博之(53)がYouTubeを更新。定期検診の結果、肝機能の数値「ガンマGTP」が正常指標の6倍を超える異常値であったと明かした。
5月末に更新したYouTube動画では、「手の震えが止まらない。もう字が書けない」「換気扇の下でタバコ吸ってるときに、(手が震えて)口にたどり着かない」と、飲みすぎの影響が出ていることを告白していた宮迫。
今回の動画でも手の震えで細かい作業ができないことをスタッフに指摘された。定期検診の結果を見ると、ガンマGTPは337。これは、健康な成人男性の数値が50以下であるのに対して6倍以上の異常値だ。
その後、WHOが配布している「アルコール依存症チェックシート」を利用すると、宮迫は「アルコール依存症が疑われる飲酒」「断酒をした方が良さそうです。アルコール依存症専門医療機関の受診を強くお勧めします」との診断結果が。
これを受けスタッフは、「お仕事とかお付き合いでどうしてもっていうときはたまにあると思います。でもそこを一回断るっていう勇気を持たないと」と力説。
さらに、「牛宮城(宮迫が経営する焼肉店)にVIPの方がシャンパン入れるって言ってもらったら乾杯しないとっていうのはわかります。頑張ってきました宮迫さん」と理解を示しつつ、「そこで『すみません、今禁酒中なので形だけでもいいですか』とか、その一言が言えるか言えないか。そこは僕も手伝いますよ。『すみません、宮迫さん今お酒飲めないので。僕飲みます』って」と禁酒するように訴えた。
また、「それをわかってくれる方々だと思うんです、宮迫さんのことを応援したいって人たちは。宮迫さんの体壊してまで乾杯したいなんて方は仲間じゃないです」とも発言した。
これに対して宮迫は、目を閉じたまま「断る勇気ね。持ちましょう」と応答。スタッフがカメラを見てと言うと、目を見開いて「断る勇気」と繰り返した。
さらに宮迫は、「依存ではないんですよ、基本的には」とも発言。スタッフはすかさず「それ決めるのは宮迫さんじゃないんです。依存症の人はみんなそう言うんですよ、きっと。だから専門家の話聞きましょうってことです」と諌めた。おどけた態度の宮迫に、「この感じちょっとまだ信用できない」「僕らの前でカメラでパフォーマンスっぽく『やめます』なんて言われてもちょっと信用できない」とも指摘した。
後日、専門機関を受診し、その様子も動画で報告するという。最終的には「専門家の方の話を聞きながら、お酒とどう向き合っていくか相談しながら決めたいと思います」と語った。
親身になって禁酒を手伝うと申し出たスタッフを前にしてもなお茶化す態度を取り続けた宮迫。“芸人らしい”といえばそれまでだが、健康にはくれぐれも注意してほしい。