「どういうことなんですか? 私をなんで出すんですか」
7月2日放送の『アッコにおまかせ!』(TBS系)で、こう怒りをあらわにしたのは和田アキ子(73)。
激怒の発端は、広末涼子(42)とのW不倫を認めたミシュラン1つ星レストラン「sio」のオーナーシェフ・鳥羽周作氏(45)が「東スポ」の取材に応じ、芸能界きっての“ご意見番”である和田を批判したこと。1日に長野県小谷村で新店舗をオープンさせた鳥羽氏は店に姿を現し、その様子を各スポーツ紙が報じている。
「和田さんは1日放送の『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』(ニッポン放送)で、W不倫騒動を取り上げていました。広末さん本人が『週刊文春』に直電して所属事務所の社長に対する不信を告白した件で、鳥羽さんが同誌記者の電話番号を彼女に教えたという経緯を知ってビックリしたようです。その際、鳥羽さんについて『(広末と)会わないんじゃなくて、まだ連絡取り合ってるってことなの?』と疑問視していました」(ワイドショーデスク)
2日公開の「東スポWEB」によれば、鳥羽氏は新店舗に来店した記者たちに自ら声をかけ、和田のラジオ内での発言に反応。自身の妻と連絡を取っていないことを明かした上で、「広末さんと連絡取るの普通じゃん。文春の話とかで事実ベースで連絡取るでしょ」と説明。和田についても、「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかな」と言い放っていたようだ。
鳥羽氏の発言をネットニュースで知ったという和田は、冒頭のようにコメント。名指しで批判されたことに怒りが収まらなかったのか、「あれだけのシェフに言われたんですけど、すみません、頭の悪いご意見番で!」と皮肉混じりに締めくくっていた。
和田の激怒はネットニュースでも取り上げられ、鳥羽氏に批判の声が相次いでいる。
《噛み付く相手間違えてるよな》
《あちこちの番組であれこれ言われているのに 和田アキ子さんにだけに文句を言うのは大間違いですよね》
《本当に広末さんのことを思っているなら、芸能界の重鎮である人を貶めるようなことを言わないと思う》
騒動が落ち着いていないなか、無関係の和田まで巻き込んでしまった鳥羽氏。近年において、不貞行為をした著名人がここまで派手に“逆ギレ”したことがあっただろうか――。ある芸能関係者は、さらなる泥沼化を危惧する。
「鳥羽さんは『東スポWEB』の別記事に掲載されたインタビューでも、記者会見を開いた広末さんの夫のキャンドル・ジュンさん(49)を強い言葉で罵っていたと報じられています。しかし、両者はすでに弁護士を通してやり取りをしていると聞いています。著名人の多くはトラブル対応を弁護士に委任すると、以降はメディアの取材や直撃に自ら詳細を語らないことが一般的です。
にもかかわらず、文春のインタビューで赤裸々に心境を語り、新店舗を訪れた報道陣を相手にキャンドルさんを貶めるような鳥羽さんの言動は前代未聞。謝罪文では《誠意が伝わるまで、お詫びをしてまいります》と綴っていたのに、“自分は悪くない”と不倫を肯定するような振る舞いはますます不利な状況に陥るのでは。和田さんに噛みついたことで広末さんの芸能界での立場が危うくなる可能性もありますし、鳥羽さん自身がキャンドルさんと裁判沙汰になるなど対立はますます深まるばかりだと思います」
芸能史上稀にみる“全面戦争”に突入してしまうのか――。