豪華俳優陣によるモンゴルロケも敢行し、制作費が1話につき1億円とも言われる大作となった日曜劇場『VIVANT』(TBS系)。放送前に内容が明かされなかったためか7月16日に初回が始まると大きな話題となり、ツイッターでは世界トレンド1位に輝いた。
阿部寛(59)、二階堂ふみ(28)、役所広司(67)、二宮和也(40)……超一級の俳優たちが並ぶなかでも主役に選ばれたのが堺雅人(49)だ。
同作の原作・演出はTBSで上席役員待遇のエキスパート職に就く福澤克雄氏(59)。堺とは同じく日曜劇場の『半沢直樹』(TBS系)でタッグを組んだことが知られているが、じつは2人の仲は仕事だけにとどまらないようだ。
今年1月に行われた福澤氏の母校でのイベントで、彼は堺から“お受験相談”を受けていたことを明かしており、本誌が3月14日発売号で報じている。改めてイベントに出席していた同校OBに話を聞いた。
「福澤さんは、『半沢直樹』を通して堺さんと親しくなるなかで、長男の進路について相談を受けたといった内容を話されていました。“それじゃあと紹介して学校に入れた”とも言っていたので驚きました。
このイベントは記録動画が例年YouTubeにアップされるのですが、今年は編集され、福澤氏の部分はカットされていました」
同校系列の小学校は受験倍率の高さでも知られるため、“コネ入学”ととらえられかねない発言に会場もざわついたという。確かに堺の長男は複数の私立小学校に合格している。福澤氏はなぜ堺の息子の受験裏話を披露したのか。
本誌の取材に対してTBSは、「お尋ねにあるような趣旨で話しておりませんし、『紹介して学校に入れた』という事実はありません」と回答していた。ただ、福澤氏が堺の息子について言及したことは否定しなかった。
また、堺の個人事務所によれば「弊社タレント、その家族、および関係者のプライバシーに関わるご質問は一切お受けしておりません」とのことだった。
『VIVANT』放送前のインタビューでは、「(堺雅人に)一番難しい役をお願いした」と語った福澤氏。“難しい相談”に応えた“恩返し”を期待しているのだろうか。