“長男連れ去り騒動”が物議を醸している福原愛(34)が、シンガポールでバカンスを満喫している姿が8月3日、「FRIDAYデジタル」によって伝えられた。
記事によると、東京家庭裁判所から元夫の江宏傑氏(34)に長男を引き渡すよう保全命令が下される約1ヵ月前、福原はシンガポールにある超高級ホテルの屋上プールで長男とともに泳ぐ姿が目撃されていた。そこに現在の交際相手と思われる男性の姿もあったという。
そんな福原だが、今年7月20日、江氏に長男を引き渡すよう保全命令が東京家裁からくだされたばかり。しかし引き渡しにいたらなかったため、江氏は代理人弁護士の大渕愛子氏と共に、27日に緊急会見を開き、「日本の裁判に従って、平和的な形で子どもを返してほしい」と時折、涙を堪えながら福原にメッセージを送っていた。
いっぽう福原側は声明文を出し、「日本の裁判はあくまで一審の裁判であり、事実関係について最終的な判断はされていない」と反論。江氏の主張に抗う姿勢の福原だが、しかし、司法の専門家である弁護士たちからも福原側の主張に異論が噴出している。
例えば7月27日、『news every.』(日本テレビ系)で古賀礼子氏は「基本的には保全命令によって子供さんを返さなければいけない効力があります」と説明し、江氏側が強制執行の申し立てを行っていることについて、こう話した。
「そうすると執行官がやってきて、お子さんのことを配慮するといっても、見知らぬ大人に囲まれて……。そういう状態で大騒ぎになって引き渡しされるよりは、『共同親権で離婚したじゃないか? 両親で関わって子育てをしようよ』という約束を守るように(した方がいい)」
さらに同月28日、『よんチャンTV』(MBSテレビ)で南和行氏は「1週間お母さんに会いに日本に行っているっていうのを、それを返さずにそのままこっちにおらせたっていう、大きな現状変更したのは福原さん側なので、その時点で福原さんは不利だと私は思うんですよ」と言い、「そこで何か解決を目指すのであれば、話し合いの形でできることできないことを整理していくっていうことをすべきだった」と福原の行動を疑問視した。