《ロサンゼルスは4~5年前1人でよく来ていた場所で、すごく自分を好きになれた場所でした。コロナがあってしばらく来れなかったけれど、また今の自分と向き合いたいと思い2週間来てみたら、やはりとても良い時間に》
8月2日、Instagramにこう綴ったのは西内まりや(29)。西内は久々に訪れたロサンゼルスでの生活を謳歌したようで、《4~5年前の自分とは着目点もまた変わっていて、今の自分の考えや今後の人生についてゆっくり向き合えた時間になりました》といい、《アメリカの良いところと日本の良いところももっと客観的に感じる事ができました》と記している。
投稿には動画も添付されており、そこにはサングラスをかけながらノースリーブとショートパンツという“へそ出しコーデ”でロサンゼルスの街を歩く、髪を赤く染めた西内の姿が。コメント欄には《海外がとても良くお似合いで》《カッコイイね》《素敵です》といった声が続々と寄せられている。
そんな西内だが、6年ほど前に大きな騒動があった。『週刊文春』’17年11月23日号で、当時の所属事務所の社長をビンタしたと報じられたのだ。
「西内さんは福岡に住んでいた中学時代にスカウトされ、’07年にティーン誌『ニコラ』の専属モデルとして芸能活動を開始。以降は歌手業やモデル業を中心に活躍し、女優としても’17年1月に月9ドラマ『突然ですが、明日結婚します』(フジテレビ系)で主演を果たしました。
ただ、西内さんが本当にしたかったのは歌手活動でした。ダンスも歌もレベルが高かったのですが、どうしてもヒットには恵まれず……。事務所には『まず知名度を上げよう』という思いがあり、美貌を活かした女優の仕事を優先的に入れるようにしていたのですが、方向性の違いで西内さんとすれ違いが生まれてしまったようです」(芸能関係者)
西内には当時、引退説もささやかれていた。本誌は’18年2月、西内は本誌の直撃に対して「……引退ですか?少なくともいまは、引退は考えていないですね。ファンの皆さんに楽しんでいただけるようなエンターテインメントをお届けするという目標や、私自身は何も変わっていません」とコメント。
また「一つ言えるのは、事務所に対しては恩もありますし、感謝もしているということです。関係者やファンの皆さんにはご心配をおかけして申し訳ないです……。いままではこうして自分の気持ちを語る機会もありませんでしたので、今日は(取材にきてもらって)ありがとうございます」と時折、涙ぐみながら語っていた。
その後、西内は’18年7月に事務所との契約満了を報告。以降はマイペースに活動しており、’21年6月に世界配信されたドラマ『全裸監督 シーズン2』(Netflix)にも出演。同年12月には写真集『月刊 西内まりや』を発売し、また今年1月には日中合作の音楽劇「李香蘭-花と華-」で主演を務めるまでに。
ビンタ騒動から6年。西内の“第二章”が楽しみだ――。