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「『Nスタ』(TBS系)はコロナ禍前までは激戦区の夕方のニュース番組で同時間帯3位の視聴率でしたが、現在は2位。その大きな要因は、ホランさんが主婦層にも広く認知されたからです」(制作関係者)

 

ホラン千秋(34)は、今年で『Nスタ』キャスター7年目となる。

 

「この数年で彼女の出演番組が確実に増えていることが影響しています。先日発表された『2023年上半期テレビ出演本数』は198本で女性タレント9位にランクイン。レギュラーを務める『出川一茂ホラン☆フシギの会』(テレビ朝日系)も今秋に深夜枠からゴールデンに進出します」(前出・制作関係者)

 

アイルランド人の父と日本人の母を両親に持つホランは6歳でキッズモデルの活動を開始。高校在学中にドラマデビューした。

 

「ただ、女優としては伸び悩んで’09年から一時、米国に留学。帰国後に全民放キー局のアナウンサー試験を受けるもいずれも不採用でした。しかし、’12年に現『news zero』のサブキャスターを担当後、’17年4月より『Nスタ』キャスターに就任しました」(テレビ局関係者)

 

ホランがキャスターとして花開いた理由とはーー。

 

「彼女は知的な雰囲気を持ちながらもサバサバしており、コメントもズバッと言うので主婦ウケもいい。討論となると周囲を見ながらバランスを取った発言ができるのが強みです」(前出・テレビ局関係者)

 

キャスターに加えてバラエティMCも務める彼女は業界では異例の存在だという。

 

「CM契約が6社もある点がとても珍しいケースです。というのも、一般的に報道番組のキャスターはCM契約を結ぶ企業の不祥事などを扱いづらくなるリスクがあり、企業側も積極的にオファーを出さないからです。

 

その点、ホランさんはCMを受ける際に不祥事が起きた場合には忖度なしで報じるスタンスを事前に明確にしていると聞いています」(前出・テレビ局関係者)

 

今月4日、そんなホランの“一人勝ち”をMC界の先輩・中居正広(51)が『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で、こう評した。

 

「帯(番組)やってゴールデンやって……みのもんただっ!」

 

前出のテレビ局関係者は言う。

 

「みのさんはバラエティ番組だけでなく『おもいッきりテレビ』(日本テレビ系)や、TBSの帯番組『朝ズバッ!』でも司会を務めました。中居さんはホランさんの“物おじせず、笑顔でぶっちゃけられる”頭の回転の速さに“令和のみのもんた”降臨を感じ取ったのでしょう」

 

これだけ働けば年収もかなりの額になりそうだが……。

 

「『Nスタ』の出演料は1本50万円。バラエティ番組は1本30万円。CMは年間2千万円ほどです。一部で年収4億円と報じられ、本人は笑って否定しましたが、3億円前後はあるでしょう」(前出・制作関係者)

 

ホランの無双状態は、おもいッきり続きそうだ。

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