■松坂が出演を熱望したわけ
そんな堺と作中でタッグを組むのは、松坂桃李(34)。第4話では堺を“先輩”と呼ぶことで正体を明かし、視聴者に衝撃を与えた。そんな松坂が今回、キャスティングされたのには裏事情がーー。
「松坂さんは、役所広司さん(67)との共演を熱望し、マネージャーを通じて『どんな役でもいいので、出演できないですか?』と強く要望したそうです。
’18年に役所さんの主演映画『孤狼の血』で共演して以来、師匠として慕っているのだとか。同作内で役所さんが使用していたライターを松坂さんは譲り受けて、肌身離さず持ち歩き、モンゴルにも持っていったと聞いています」(映画関係者)
’21年8月に本誌のインタビューで、松坂は役所にもらったライターへの“愛”を明かしている。
《常にかばんに入れて持ち歩いていました。たまにオイルを足したり、火を付けてみたりして》
役所と対峙する役柄で出演しているのが阿部寛(59)。第1話では、長身を生かしたダイナミックな動きで、並んだ車の上を走りながら次々と飛び移っていき、手に汗握る激しい逃走シーンを演じた。
60歳を目前に控えても軽快なアクションをこなすことができるのには理由が。
「阿部さんはジムに通い、スクワットや1日50回の懸垂など、過酷な筋トレを欠かさないそうです」(前出・テレビ局関係者)
その理由を自著で明かしている。
《時代劇にしろハードボイルドにしろ、男優にはアクションシーンは不可欠。そのためにも身体を鍛えておかなければならない》(『アベちゃんの悲劇』)
そんな阿部が強靭な体作りに挑むにあたって、多いときは「1日に4本食べる」ものがあるという。
《焼き芋、好きです(笑)。(中略)見つけると思わず買っている(笑)。栄養豊富で、太るわけでもないらしいしね》(「OurAge」’22年8月23日掲載)