■追加キャストには主演級俳優の起用も
だが、堺の心配は杞憂に終わった。『VIVANT』の平均視聴率は8話終了時点で13.5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。今クールの民放ドラマでは最も高い数字だ。
「好評を受けて、早くも続編の制作が決まったと聞いています。TBSは“連ドラの復権”を掲げて今作に取り組んでいるので、映画化や単発のスペシャルドラマなどは検討していないようです。
福澤克雄監督の頭の中には撮影前から続編の構想があり、撮影が始まってすぐメインキャストたちに極秘で続編出演について声をかけていたそうです。
最近、具体的なスケジュールの打診があったようで、おそらく25年7月クールでの放送になると言われています」(制作関係者)
今作では豪華キャストも話題になったが――。
「何人か入れ替えるかもしれませんが、堺さんをはじめとして、基本的には今回の成功を生んだ『最強チーム』を継続させるでしょう。
続編では、過去に日曜劇場で主演を務めた佐藤浩市さん(62)や西島秀俊さん(52)、木村拓哉さん(50)、大泉洋さん(50)の起用も検討されているようです。みんな堺さんとの共演経験もあり、話題性も抜群で、今なら彼らの2年後のスケジュールも調整しやすいでしょう。
当然、海外ロケもあると思いますし、今作よりさらに大きなスケールで撮影する可能性は十分あります」(前出・制作関係者)
2年後の日曜劇場では、堺を中心に“最強チーム”を超える“ドリームチーム”が結成されるかもしれない。